2010/09/05
2010/09/02
2010/09/01
mh で画像を添付したマルチメディアメイルを送信する
最近の mh(1) は標準で画像等を添付した
MIMEマルチパート形式のメイルが送信できる。
mh(1) では mhn(1) コマンドを利用して
マルチメディアメッセージを操作するので、
マルチメディアメイルを送信するためには、
本文中にマルチメディアメイルである事を通知する行
(ここでは mhn 通知行 と呼ぶ)を記述した上で
mhn(1) コマンドを実行し、
添付ファイルを base64 エンコードしてマルチパート形式に変換すればよい。
mhn 通知行は本文の 1 カラム目から以下の形式で記述する。
#MIME タイプ; name="ファイル名" [ファイルの説明] ファイル名MIME タイプは jpeg 形式の画像であれば image/jpeg、 gif 形式の画像であれば image/gif などと指定する。
comp(1) や repl(1) を利用してメイル本文を編集する場合、 mhn 通知行を含む本文を作成した後で What now? プロンプトから edit mhn などとして mhn(1) コマンドを実行してから 送信すればマルチメディアメイルが送信できる。
最近の日本語パッチが適用された mh(1) は、
mhn(1) コマンドがメイル本文の文字コードを参照して
適切な charset を Content-Type: ヘッダに付加するので、
メイル送信前に必ず mhn(1) を実行しても良いだろう。
その場合は $HOME/.mh_profile に以下の行を記述しておくと
送信時に自動で mhn が実行されて便利。
automhnproc: mhn
ちなみに 1 カラム目が # な行は mhn 通知行 とみなされるので、 本文中で # が行頭になるメイルを作成する場合は ## とする必要がある。
この様に mh(1) で MIME マルチパート形式のメイルを送信するのは
最近の高機能な MUA に比較すると若干面倒なので、
多少なりとも簡単に送信するために
mhmime スクリプトを作成した。
このスクリプトを利用してマルチメディアメイルを作成するためには
メイル本文の 1 カラム目から以下の行を記述する。
#MIME ファイル名 ファイルの説明このスクリプトは記述されたファイル名から MIME タイプを推測して mhn 指示行 を生成し、 #MIME 以外で 1 カラム目が # の場合は ## に置換した上でmhn(1) コマンドを実行する。
メイル本文を作成した後で What now? プロンプトから
edit mhmime などとしてこのスクリプトを実行した上で
送信すればマルチメディアメイルが送信できる。
$HOME/.mh_profile の automhnproc: に指定しておけば、
送信時に自動で実行されるので多少は便利になるかもしれない。
しかし、今時 mh を素で利用している人は果たしてどれほどいるのだろうか?
2010/08/31
2010/08/20
TimeCapsule
先日、いつもの様に MacBook を起動しようと電源を入れると、
リンゴマークが表示されたまま先に進まなくなった。
その状態で 5 分程度放置したのだが全く起動しないので、
諦めて電源ボタンを長押しして一度電源断し、
コマンド+S を押しながら電源投入してシングルユーザモードで起動。
fsck コマンドを実行するとディスクの I/O エラーが表示されたので、
どうやら HDD が故障してしまったらしい。
不良セクタのスキップ指定などで利用できる可能性はあるのだろうが、
無理に再利用する事はあきらめてさくっと HDD 交換をした。
翌日には新しい HDD が届いたので、
早速リカバリ用の DVD から起動して OS のインストール。
OS のインストール後は TimeCapsule からの復旧処理なのだが、
インストーラが自動で TimeCapsule を見つけてくれてリカバリ開始。
一晩以上(所要時間 17 時間程度)かかったけど、
ほぼ全自動で無事に元の状態に復旧できました。
基本システムに組み込まれたバックアップ/レストアの仕組みは
環境を完全に復旧してくれるので非常に便利だと再認識した次第。
何かあった時に初めて判る便利さですね。
それに比べて BootCamp 領域の Windows Xp は……はぁ
ちなみに 7200rpm で 500GB の 2.5' HDD が6000 円程度。
とっても安くなったんですねぇ。
高速化も含め SSD 化も一応検討したのですが、
500GB の SSD はあまりにも高価過ぎるので却下でした。
2010/08/17
SwiftPoint
Swiftpointが発売した
超小型のモバイルマウスが到着したので、
早速開封して MacBook に接続してみる。
自然に曲げた人差し指が丁度触れる位置に通常の左クリックボタン、
その手前に右クリックボタンがあるので、
特に右クリックボタンは最初のうちは意識しないと押し辛い気がする。
左クリックボタンの外側に設置されたスクロールホイールは、
指先で回転させても、本体を少し傾けて本体を上下させる
サイドスクロールでもなかなか使い易いので良いアイデアではないだろうか。
ペンを握る時の様な自然な持ち方で利用するので 細かな操作も可能という触れ込みなのだが、 一般のマウスとは若干異なる操作感なので慣れるまでには多少時間が必要そうだ。
2010/08/15
Flash Player
flash player を最新版(10.1.82.76)に更新した所、 一部の(というかほぼ全ての)動画が正しく再生できなくなってしまった。 youtube などはフルスクリーンモードにすると再生できるのだが、 それ以外のサイトではほぼ再生できずに、音声だけが流れている状態。
ネットで情報を検索してみたのだが、決め手となる情報が見当たらない。
駄目で元々とコンソールを表示してメッセージを見てみると
以下のメッセージが出力されていた。
Warning once: This application, or a library it uses, is using NSQuickDrawView, which has been deprecated. Apps should cease use of QuickDraw and move to Quartz.Leopard の隠し機能の QuartzGL を有効にしていたのを思い出し、 QuartzGL無効にすると無事に動画が表示できる様になった。
$ sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.windowserver QuartzGLEnabled -boolean YESMac OS X 10.5(Leopard)で flash player の動作が不安定な場合は、 QuartzGL の設定を確認してみる事も必要な事かな。
2010/08/13
iMac + HHK Professional 2 + KeyRemap4MacBook
結局 iMac には Happy Hacking Keyboard Professional 2 を接続し、
独自のパッチを施した KeyRemap4MacBook と共に利用している。
Happy Hacking Keyboard は 独立した F1 〜 F12 キーが存在せず、
Fn キーと数字キーを同時に押す事で F1 〜 F12 キーとしている。
unix 系 OS を使用している場合はこれでほぼ問題なく操作できるのだが、
Mac OS X の場合は若干操作性が悪くなってしまう。
その他にも KeyRemap4MacBook が提供している機能
(特に Complete Vi Mode)を Happy Hacking Keyboard で
使いやすくするために KeyRemap4MacBook(改)を以下の設定で利用している。
- F1 〜 F12 で輝度やボリュームのコントロールに割当
- Clear キー(Fn + Delete)を Eject キーに割当 ※
- 右 Option キーを Mac Fn キーに割当
- Control + h/j/k/l を矢印キーに割当
- Control + g/G を HOME/END キーに割当
- Control + b/f を PageUp/PageDown キーに割当
- 右 Shift で Complete Vi モードのトグル ※
- Escape で Complete Vi モードの終了
- Option + Escape で Complete Vi モードのトグル ※
その他、FKB8745 用の以下の設定もそのまま残してある。
- 右 Control で Complete Vi モードのトグル
- Mac Fn で Complete Vi モードのトグル
- Application キーを Mac Fn キーに割当
- Pause/Break キーを 電源キーに割当
- PrintScreen キーを Eject キーに割当
Mac OS X で Happy Hacking Keyboard を利用する人の役に立てればと思い、
独自修正を追加した
checkbox.xml を公開します。
利用方法は KeyRemap4MacBook の作者が公開している
修正方法
を参照して下さい。
2010/08/12
伊豆ツーリング
久々に伊豆方面にバイクで出かけてきた。
20 年程前は月 1 度の頻度で通っていた
西伊豆から南伊豆を回って帰ってくるという
大体 400km 程度の行程を走ってきた。
丁度 12 時間で走破したので全体的には
早すぎず遅すぎずの良いペースだったと思うが、
ペースなどとは関係なく体は筋肉痛が酷い事になっている。
バイクを走らせる時に必要となる足や上腕、
そして腰などの筋肉がまだ帰る前から悲鳴を上げていて、
翌日は全身が筋肉痛におそわれ、今日になってもまだ痛みが残っている。
大沢温泉 山の家では露天風呂が混浴から分浴になっていた。
確かに水着着用は勿論の事、バスタオルすら禁止されている
混浴では女性は入りづらいだろうから、
分浴された事で女性には敷居が低くなったんだろうなと思う。
その分狭くなってしまったのが残念だが、しょうがないんだろうな。
婆娑羅峠の曼荼羅が閉店していたのは驚いた。
帰ってきてネットで調べると 2007 年の夏には閉店していたようで、
そんなに長い間行ってなかったのかと改めて認識した。
美味しいわき水で淹れたコーヒーを飲みながら、
陶芸家のご主人と短い会話を交わすのが楽しかったのだが、
もうあの雰囲気を味わう事ができないのかと思うと残念でしかたない。
2010/08/11
iMac + FKB8745 + KeyRemap4MacBook
iMac に接続している Apple 純正の Wireless Keyboard は アルミニウムボディで非常に美しいのだが、 キータッチ、ストロークとも不満があり 長時間のタイピングは非常に辛かったので、 結局 FKB8745 を USB 変換コネクタ経由で iMac に接続して利用している。
Apple 純正のキーボードでは画面の輝度やボリュームの調整、
iTunes の操作やメディアの eject などができるのだが、
Windows 向けのキーボードではそれらの操作ができない。
ところが
KeyRemap4MacBook
を利用すると
F1 〜 F12 までのキーが Apple 純正の Wireless keyboard 同様、
画面の輝度やボリュームの調整などに利用できて非常に便利である。
さらに Crtl + C や Ctrl + V をコピー/ペイストに割り当てたり、
vi のキーバインドをそのままエミュレイトできたりと非常に素晴らしい。
普段 Windows PC でも Control + h/j/k/l や Control + 0/$、
Control + b/f、Control + g/G などに機能を割り当てて利用しているので、
vi モードで Control キーをモディファイアとしたパッチを作り利用している。
FKB8745 の素晴らしいキータッチと相まって 非常に快適な打鍵環境が構築できたので嬉しい。