2011/04/20

MocBook Air

Image: RIMG0208.JPG

MocBook Air late 2010

以前白ポリカーボネート製の MacBook の名刺入れをお願いしたのだが、 MacBook Air を購入したのでそちらの分もお願いしていた物が届いた。

Image: RIMG0210.JPG

MacBook Air と MocBook Air

以前届いた MocBook と並べると最高に可愛くて素敵である。 MocBook のデスクトップは娘の誕生日でお願いしたので、 MocBook Air のデスクトップ画像は奥さんの誕生日にしてみた。 キーボードは勿論英語キーボードの画像に変更して頂けた。
MacBook Air は普段から持ち歩いているので MocBook Air 名刺入れも届いてからは毎日持ち歩いているのだが、 仕事柄人に会う機会が少ないので名刺交換も稀なので 自慢する機会が少ないのがちょっと悲しい(そこか)。

Image: RIMG0219.JPG

MocBook と MocBook Air

この様な素晴らしいアイテムを手作りで作成して頂けて非常に感謝している。
最近購入した MacBook Pro の分も是非欲しいなと思う今日この頃 (デスクトップは自分の誕生日にしよう♪)

残念ながら諸処の事情で当面新規の受付は中止しているとの事なので、 作者の方のお名前や Web ペイジの URL は伏せさせて頂く。

2011/04/19

Mac で簡易バックアップ

Mac は rsync (1) が標準で搭載されていて 簡単に差分転送する事ができるので、 簡易的なバックアップが手軽に実施できて便利である。

以下のコードはリモートサーバのディスクを samba 形式で mount (8) し、 rsync (1) で同期するためのスクリプト。
バックアップ先のディスクを samba 形式でマウントするので、 バックアップ先が Windows パソコンでも動作する。
Finder の共有から一度バックアップ先のディスクにアクセスして パスワードをキーチェーンに記憶させると、 以降はパスワードの問い合わせがなくなるので便利だろう。
バックアップ先が unix 系のサーバの場合であれば、 mount (8) しないで rsync (1) に 直接リモートサーバを指定しても良い。 その場合 -e オプションを指定して ssh (1) 経由で転送する事が望ましい。

  1#!/bin/sh
  2
  3# バックアップ対象(= バックアップ先ディレクトリ)
  4target="Pictures Music"
  5# バックアップ先サーバ
  6Server="<u>リモートサーバ</u>"
  7# バックアップ元ディレクトリを格納しておき eval(1) で展開する
  8Pictures="Pictures"
  9Music="Music/iTunes/iTunes Music"
 10
 11# "-f" オプションを指定しない場合は実際には転送しない
 12test "$1" = "-f" || dry=n
 13
 14for i in ${target}
 15do
 16    src="${HOME}/`eval echo '$'${i}`"
 17    dst="/Volumes/${i}"
 18    
 19    mkdir -p ${dst}
 20    mount -t smbfs //${Server}/${i} ${dst}
 21    rsync -avz${dry} --delete --exclude '._*' --exclude .DS_Store "${src}/" "${dst}"
 22    umount ${dst}
 23done
    

2011/04/14

貢ぐ

今まで購入してきた Apple 製品をつらつらと思い出してみる。
iPod 以外の Apple 製品を購入する様になったのは本当にこの数年なのだが、 今ではすっかり Windows を駆逐して Apple 一色になっている。

iPod

iPod Shuffle 第1世代 1GB
iPod nano 第1世代 4GB
iPod nano 第2世代 8GB
iPod nano 第4世代 16GB

Macintosh

Mac mini
Mid 2007 Intel® Core™ 2 Duo T5750 2.0 GHz 4 GB へ換装 200 GB / 7200 rpm へ換装
MacBook 13″ Early 2008 Intel® Core™ 2 Duo T8300 2.4 GHz 4 GB 500 GB / 7200 rpm へ換装
MacBook Air 11″ Late 2010 Intel® Core™ 2 Duo L9400 1.86 GHz 4 GB 128 GB SSD
MacBook Pro 15″ Earyl 2011 Intel® Core™ i7 2720QM 2.2 GHz 8 GB 512 GB SSD
MacBook Air 11″ Mid 2013 Intel® Core™ i7 4650U 1.7 GHz 8 GB 512 GB SSD

Software

Mac OS X 10.6 Snow Leopard 2009 5 License Pack

Miscellaneous

Migty Mouse 2007
Wireless Keyboard 2007 3 AAA cell
Time Capsule Earyl 2010 1TB
Magic Mouse 2011
Magic Trackpad 2011
AirMac TimeCapsule 2018 2TB

2011/02/07

HyperMac

アメリカの eBay オークションで落札した HyperMac キットが届いた。
HyperMac は MacBook などに電源を供給し充電も可能な外部バッテリーだが、 MagSafe という Apple が特許を持っているコネクタの利用に関する問題で 昨年 11月2日 をもって発売を中止してしまっていた。
現在は Apple 純正の Airline アダプタを経由する事で利用するタイプを 発売している様だが、 Airline アダプタとのコネクタが巨大で不格好、 しかも充電ができない等 HyperMac の特徴を全く活かせていないので却下。
当然新品は入手できないので国内外のオークションなどに 出品されるのを待っていたのだが、 今回 eBay オークションに 150Wh の HyperMac が出品されたので、 本当は一番小型の 60Wh のモノが欲しかったのだが この機会を逃すと又当面入手できない可能性もあると思い落札した。

Image: HyperMac.jpg

今となっては貴重になった HyperMac 付属の MagSafe ケーブル

eBay の出品者はアメリカ国内への発送しか受け付けていなかったので、 今回はアメリカ国内の転送業者を経由して日本に転送してもらった。 アメリカ国内への送料は出品者負担だったので、 転送業者による日本への転送送料+関税+手数料が余計にかかった費用だが、 転送業者の手数料は $7 だったのでそれほど悪くないだろう。

単語の羅列に近いほんのちょっとの英語力とPayPal アカウント、 それから多少の度胸があれば 日本では滅多に入手できないものを手に入れる事が出来てしまう とっても便利な世の中だ。

2011/02/01

Magic Mouse のスクロール

職場の iMac では Apple 純正の Magic Mouse を利用している。
BetterTouchTool と合わせて非常に便利に使っているのだが、 google map を利用している時などに不用意にスクロールしてしまい 敏感すぎるセンサーが却って邪魔になってしまう事がある。 Safari 用には google map を表示している時に Magic Mouse のスクロールをオフにするという機能拡張を見つけたが、 普段愛用している firefox には同じ機能を持つアドオンを探せなかった。 かといって firefox のアドオンは自作した事がないので勝手もわからない。
丁度、某有名匿名掲示板で環境設定パネルのユニバーサルアクセスを automater を利用して操作するという話題が出ていたので、 投稿されていたソースコードを参考にしながら簡単なスクリプトを作って見た。

automater を起動してアプリケーションのテンプレートを選択、 AppleScript を実行で表示されるエディタに以下のコードを貼り付けて、 アプリケーションとして保存すれば実行できる様になる。 実行するたびに Magic Mouse のスクロールオン・オフがトグルされるので、 ショートカットを Dock に登録したり Butler などのランチャから起動すると便利だと思う。

  1tell application "System Preferences"
  2    activate
  3    set current pane to pane "com.apple.preference.mouse"
  4end tell
  5
  6tell application "System Events"
  7    tell process "System Preferences"
  8        tell window 1
  9            tell group 1
 10                click checkbox "スクロール"
 11            end tell
 12        end tell
 13    end tell
 14end tell
 15
 16tell application "System Preferences" to quit
    

automater や AppleScript を書いたのは初めてで仕様も良く把握していないので、 無駄な処理やおかしな記述があるかも知れない。 おかしな部分があれば是非指摘して頂けるとありがたい。 なお、 個人的に適当に作ったスクリプトなので他の環境での動作は保証できないし、 勿論このスクリプトを利用した事で生じるあらゆる損害に対して責は負えない。

2011/01/31

丑やの革製 MacBook Air ケース

先日注文した丑やの革製 MacBook Air ケースが届いた。
専用設計で職人が手作りしているだけあって、 縫製も非常に丁寧な仕上がりだしサイズもピッタリで納めた時に良い感じ。
新品なので革が馴染んでいないのだが、 これから使い込むにつれてとても良い風合いになると思うので 今からとても楽しみだ。

Image: RIMG0150.JPG

こんな高価なケースなんて馬鹿げているとは思うが、 反面、Mac だからしょうがないかと(半ば自棄気味に)諦めてもいる。

2011/01/21

MacBook Air に vtun 導入

某所で vtun を利用した vpn サーバを構築しているので、 MacBook Air に vtun クライアントを導入して vpn 接続出来る様にする。 vtun ver.3 は MacPort からも導入できるのだが、 諸処の事情により接続先のサーバが vtun ver.2 で運用されているので 今回は MacPort ではなく手作業にてインストールする事にする。

vtun に必要な圧縮関係の lzo ライブラリは MacPort でも導入できるのだが、 依存関係が多く古い perl までインストール要求するので 今回はこちらも手作業にて導入する。 vtun が依存しているのは lzo の 1.0 系なので、 LZO のオフィシャルサイト から lzo 1.0 系の最新版である lzo-1.8.tar.gz をダウンロードして展開し、 MacPort の流儀に合わせて --prefix=/opt/local を指定、 共有ライブラリを有効にするために --enable-shared を指定して configure を実行し make する。

$ ./configure --prefix=/opt/local --enable-shared
$ make
$ sudo make install clean
    

次に vtun ver.2 のソースを Sourceforge からダウンローし展開する。
vtun ver.2 のソースはそのままでは Mac 上ではコンパイルできないので 以下のパッチを適用する。

diff -cr vtun.orig/auth.c vtun/auth.c
*** vtun.orig/auth.c	2002-12-17 06:40:44.000000000 +0900
--- vtun/auth.c	2011-01-20 18:22:49.000000000 +0900
***************
*** 66,73 ****
  #include <openssl/blowfish.h>
  #include <openssl/rand.h>
  #else /* YAY - We're MAC OS */
! #include <sys/md5.h>
! #include <crypto/blowfish.h>
  #endif  /* __APPLE_CC__ */
  
  void gen_chal(char *buf)
--- 66,73 ----
  #include <openssl/blowfish.h>
  #include <openssl/rand.h>
  #else /* YAY - We're MAC OS */
! #include <openssl/md5.h>
! #include <openssl/blowfish.h>
  #endif  /* __APPLE_CC__ */
  
  void gen_chal(char *buf)
diff -cr vtun.orig/lfd_encrypt.c vtun/lfd_encrypt.c
*** vtun.orig/lfd_encrypt.c	2002-12-17 06:40:46.000000000 +0900
--- vtun/lfd_encrypt.c	2011-01-20 18:23:21.000000000 +0900
***************
*** 53,60 ****
  #include <openssl/md5.h>
  #include <openssl/blowfish.h>
  #else /* YAY - We're MAC OS */
! #include <sys/md5.h>
! #include <crypto/blowfish.h>
  #endif  /* __APPLE_CC__ */
  
  #define ENC_BUF_SIZE VTUN_FRAME_SIZE + 16 
--- 53,60 ----
  #include <openssl/md5.h>
  #include <openssl/blowfish.h>
  #else /* YAY - We're MAC OS */
! #include <openssl/md5.h>
! #include <openssl/blowfish.h>
  #endif  /* __APPLE_CC__ */
  
  #define ENC_BUF_SIZE VTUN_FRAME_SIZE + 16 
  	
パッチ適用後、これも --prefix=/opt/local を指定、 導入した lzo 関係のパスを指定するために --with-lzo-headers--with-lzo-lib をそれぞれ指定して configure を実行し make する。

$ ./configure --prefix=/opt/local --with-lzo-include=/opt/local/include --with-lzo-lib=/opt/local/lib
$ make
$ sudo make install clean
    

これで vtun はインストールできたが、 Mac OS X は標準では vtun が利用するトンネルデバイス /dev/tunX が存在しないので Sourceforge から Mac OS X 用の TUN/TAP ドライバをダウンロードしてインストールする。
インストール後にシステムを再起動するか /Library/Extensions/tun.kext をロードする事で /dev/tunX が生成されるので、 /opt/local/sbin/vtund を実行して vpn 接続できるか確認する。

$ sudo kextload /Library/Extensions/tun.kext
$ sudo /opt/local/sbin/vtund -f /opt/local/etc/vtund.conf ホスト サーバアドレス
$ ifconfig tunX
tunX: flags=8851<UP,POINTOPOINT,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> mtu 1500
    inet XXX.XXX.XXX.XXX --> YYY.YYY.YYY.YYY netmask 0xff000000 
    open (pid PPP)
    

vpn 接続ができればこの様なスクリプトを作成して root 権限で実行すると vpn 接続の開始・終了が出来る様になる。

  1#!/bin/sh
  2base="/opt/local"
  3
  4vtund="${base}/sbin/vtund"
  5conf="${base}/etc/vtund.conf"
  6opt="ホスト サーバアドレス
  7
  8start()
  9{
 10
 11    test -x ${vtund} -a -f ${conf} && ${vtund} -f ${conf} ${opt}
 12
 13}
 14
 15stop()
 16{
 17
 18    ps ax | sed -n '/[v]tund/s/ *\([0-9]*\) .*/\1/p' | xargs kill
 19
 20}
 21
 22case $1 in
 23    start )
 24        start;;
 25    stop )
 26        stop;;
 27    restart )
 28        stop && start;;
 29    * )
 30        echo "Usage: ${0##*/} [start][stop][restart]" 1>&2
 31        exit 255;;
 32esac
    

2011/01/20

Esperance DV のメモリディスクで firefox の起動を高速化

Esperance DV を利用して Mac 上にメモリディスクを作成している。
最初は firefox のキャッシュをメモリディスク上に格納していたのだが、 プロファイル情報を全てメモリディスクに格納したら起動が非常に速くなった。
firefox のキャッシュデータとプロファイルデータを メモリディスク上に格納するために、 元のディレクトリをメモリディスク上に移動してから、 本来のディレクトリにシンボリックリンクしている。

$ mkdir /Volumes/RamDisk/Application\ Support
$ mv $HOME/Library/Application\ Support/Firefox /Volumes/RamDisk/Application\ Support/.
$ ln -s /Volumes/RamDisk/Application\ Support/Firefox $HOME/Application\ Support
$ mkdir /Volumes/RamDisk/Cache
$ mv $HOME/Library/Cache/Firefox /Volumes/RamDisk/Cache/.
$ ln -s /Volumes/RamDisc/Cache/Firefox $HOME/Library/Cache
    

ただし firefox は多くのプラグインや GreaseMonkey スクリプト等で カスタマイズしてあるので、 何か問題があった場合にメモリディスク上のプロファイルデータが 全て消えてしまうと環境の再構築が非常に面倒になる。 そこで rsync (1) を実行するスクリプトを cron に登録して、 自動的にメモリディスク上のプロファイルデータを 通常のディスクに同期コピーする事で メモリディスク上のプロファイルデータが消えてしまっても 最悪でも1日前までの状態には戻れる様にして運用している。
TimeMachine でバックアップは取得しているのだが、 TimeMachine のシンボリックリンクの扱いが不明なので 安全策として独自に同期コピーを実施している。

  1#!/bin/sh
  2
  3src="${HOME}/Library/Application Support/Firefox/"
  4dst="同期データのバックアップディレクトリ"
  5
  6/usr/bin/rsync -a --delete "${src}" ${dst}"
    

ちなみに Esperance DV を勝手に日本語化してみたのだが、 作者に連絡が撮れないのでひっそりと 公開
インストールされた EsperanceDV.prefPane の中の Resources ディレクトリ (標準だと $HOME/Library/PreferencePanes/EsperanceDV.prefPane/Contents/Resources)に 展開した Japanese.lproj をコピーすると、 「システム環境設定」の 「Esperance DV」の設定画面が日本語化される。

この日本語化は私が勝手に日本語化しただけであり、 オリジナルの作者に許諾を取っていませんので、 日本語化部分に関してはオリジナルの作者に絶対に問い合わせないで下さい。

2011/01/14

Mobee The Magic Charger

職場の iMac 27″ モデルでは Apple 社の Magic Mouse を利用している。
Magic Mouse は標準状態ではそれほど素晴らしい機能を持ってないが、 サードパーティ製の機能拡張ソフトウェアと併用すると 非常に素晴らしい性能を発揮してくれるマウスであり、 慣れると他のマウスを利用するのが苦痛になる程便利だ。
そんな Magic Mouse なのだが唯一の欠点は電池の持ちが悪い事で、 普通に利用していると一ヶ月保つかどうかという程度である。
しょうがないので eneloop を使っていたのだが、 Mobee The Magic Charger を見つけたので早速導入してみた。

Image: RIMG0093.JPG

無接触充電中

この Mobee The Magic Charger は Magic Mouse 用の専用設計で、 裏蓋と一体になった専用の充電池を Magic Mouse にセットして 専用の充電台の上に載せておくだけで充電ができるという優れもの。
充電台は本体の USB から給電されるので電源も必要なく、 ただ載せておくだけで無接点で充電できるので非常に便利だ。
専用の充電池は電池よりも 10g 程軽量化されているそうなので、 Magic Mouse を持った感じも軽くなり気持ち使いやすくなった気がする。
職場の iMac は 24 時間稼働しているので、 帰宅時に充電台の上に載せておけば普段から充電できて良い感じ。

今の充電台方式だと使っていない時に「意識して充電台に置く」必要があるので、 次はマウスパッドとインテグレートされた充電台が出来ると嬉しい。
そうすれば普段使っている間も充電されているので、 本当に「充電」に意識を向ける必要がなくなって便利な事この上ないと思うのだが。

2011/01/12

docomo N-05B + MacBook Air でデータ通信

昨年末に携帯電話が故障してしまったので機種変更をした。
最新モデルではないのだが随分と新しいモデルに変更したのだが、 携帯電話に予めインストールされているアプリケイションが楽しそうなので、 初めてパケット通信の定額制割引パックに加入してみた。 色々と調べてみると携帯電話をコンピュータに接続してデータ通信を行っても パケット通信の定額制割引の対象となる事が判明したので、 MacBook Air のモバイル通信環境を構築してみたのだが、 なかなか一筋縄ではいかなかった…はぁ

まずは docomo の Web サイトの作りが最悪で、 必要な情報に素直にたどり着けない。
情報は一カ所に集約されておらず無意味に分散されているので 情報を見つける事が非常に困難で網羅的に情報を収集できない。 携帯電話とコンピュータを接続してデータ通信を行うために、 どの様なパケット通信の割引システムに加入すれば良いのか、 どの様な接続方式で接続すれば良いのか、 どの様なプロバイダを選択すれば良いのかといった情報を 探し出すだけで一苦労であり、 情報にたどり着いても今度は定義が不明確な 独自用語の羅列で何を言っているのか判らない。

結局「パケ・ホーダイ ダブル」に加入して「128K通信」で 対応プロバイダ「mopera U」に接続すると 受信最大 128kbps/送信最大 64kbps という石器時代の様な速度ではあるが パケット定額制割引の対象額の範囲内で通信可能だという事が判明した。
「パケ・ホーダイ ダブル」や「mopera U」の申し込みはオンラインで可能なので、 早速申し込んでみるとコレは簡単に申し込みができた。

次に MacBook Air からの接続なのだが、これも一筋縄ではいかなかった。
docomo の Web サイトによると、 手持ちの「FOMA 充電機能付 USB 接続ケーブル 02」を 利用した接続は対応していると明記してある。 そこで mopera U の Web サイトの説明通り「128K通信」を行うための 「ドコモ コネクションマネージャ for Mac」をインストールするが、 「ドコモ コネクションマネージャ for Mac」は 接続した携帯電話を全く認識していない。 調べてみると「ドコモ コネクションマネージャ for Mac」が対応しているのは ごくごく限られた携帯電話のみであり今回の機種には対応していなかった。
「FOMA 充電機能付 USB 接続ケーブル 02」を利用した接続に対応しているのは、 どうやら Microsoft Windows 系の OS のみの様である (どこにも明記されていないのであくまでも想像ではあるが)。

しょうがないので BootCamp からWindows Xp を起動して 「ドコモ コネクションマネージャ」をインストール、 「FOMA 充電機能付 USB 接続ケーブル 02」を利用して携帯電話を接続すると ちゃんと携帯電話を認識して接続までできたので、 APN 情報や CID 番号などの情報を取得した。

MacBook Air と携帯端末との接続は 予定していた「ドコモ コネクションマネージャ for Mac」が使えないので、 REUDO 社が販売している「FOMA モデムドライバー」をダウンロード購入して APN 情報や CID 番号などを手動で設定する事で何とか接続できた。

ちなみに MacBook Air に REUDO 製の FOMA モデムドライバーを利用して接続した docomo N-05B で mopera U に 128K通信するための設定。

システム環境設定」の「ネットワーク」から 「FOMA N05B」を選択して以下の設定を行う。

構成: デフォルト
電話番号: 空欄 利用されないので空欄で可
アカウント名: 任意の文字列 利用されないのだが入力のみは必須
パスワード: 任意の文字列 利用されないのだが入力のみは必須

次に「詳細...」ボタンをクリックして表示される「モデム」タブに 以下の項目を設定する。

製造元: REUDO
機種: FOMA GPRS (GSM/3G) for IP
APN: mpr.ex-pkt.net
CID: 4

APN や CID は携帯電話によっては異なる可能性があり、 間違えるとパケット定額制割引の対象とはならずに 高額なパケット代の請求となる危険性があるので注意しなければならない。
そもそもこの設定で「パケホーダイ ダブル」の適用対象となる 「128K通信」となっているのか不明なのだ。


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