2011/01/20
Esperance DV のメモリディスクで firefox の起動を高速化
Esperance DV を利用して
Mac 上にメモリディスクを作成している。
最初は firefox のキャッシュをメモリディスク上に格納していたのだが、
プロファイル情報を全てメモリディスクに格納したら起動が非常に速くなった。
firefox のキャッシュデータとプロファイルデータを
メモリディスク上に格納するために、
元のディレクトリをメモリディスク上に移動してから、
本来のディレクトリにシンボリックリンクしている。
$ mkdir /Volumes/RamDisk/Application\ Support $ mv $HOME/Library/Application\ Support/Firefox /Volumes/RamDisk/Application\ Support/. $ ln -s /Volumes/RamDisk/Application\ Support/Firefox $HOME/Application\ Support $ mkdir /Volumes/RamDisk/Cache $ mv $HOME/Library/Cache/Firefox /Volumes/RamDisk/Cache/. $ ln -s /Volumes/RamDisc/Cache/Firefox $HOME/Library/Cache
ただし firefox は多くのプラグインや GreaseMonkey スクリプト等で
カスタマイズしてあるので、
何か問題があった場合にメモリディスク上のプロファイルデータが
全て消えてしまうと環境の再構築が非常に面倒になる。
そこで rsync (1) を実行するスクリプトを cron に登録して、
自動的にメモリディスク上のプロファイルデータを
通常のディスクに同期コピーする事で
メモリディスク上のプロファイルデータが消えてしまっても
最悪でも1日前までの状態には戻れる様にして運用している。
TimeMachine でバックアップは取得しているのだが、
TimeMachine のシンボリックリンクの扱いが不明なので
安全策として独自に同期コピーを実施している。
1#!/bin/sh 2 3src="${HOME}/Library/Application Support/Firefox/" 4dst="同期データのバックアップディレクトリ" 5 6/usr/bin/rsync -a --delete "${src}" ${dst}"
ちなみに Esperance DV を勝手に日本語化してみたのだが、
作者に連絡が撮れないのでひっそりと
公開。
インストールされた EsperanceDV.prefPane の中の
Resources ディレクトリ
(標準だと $HOME/Library/PreferencePanes/EsperanceDV.prefPane/Contents/Resources)に
展開した Japanese.lproj をコピーすると、
「システム環境設定」の
「Esperance DV」の設定画面が日本語化される。
この日本語化は私が勝手に日本語化しただけであり、
オリジナルの作者に許諾を取っていませんので、
日本語化部分に関してはオリジナルの作者に絶対に問い合わせないで下さい。