2014/07/29
ANA整備工場見学に行って来たよ!
今年の2月に申し込んだ ANA 整備工場見学。
非常に人気が高く申し込んでから半年も待たされましたが、
何とか無事に整備工場の見学をしてきました。
朝早くから起きて羽田空港まで車で移動、
空港から羽田整備場まではモノレールで移動です。
モノレールの駅から炎天下を 20分程度歩くといよいよ入り口が見えてきて、
否が応でも気持ちが盛り上がります。
受付を済ませるとまずはスライドや動画などを交えた座学。
お話するのはキャビンアテンダントさんか地上スタッフさんですが、 流石に人前でお話するのは慣れていて上手です。 ここでは『Boeing 787 に搭載されている Rolls-Royce製のエンジンは 何と一基35億円もする!』などのトリビアを仕入れます。
座学の後は待ちに待った工場見学の始まりです。
工場の中なのでヘルメットを被る必要がありテンションも高まります。
整備工場入るとまずはその広さに驚かされます。 あの巨大なジェット旅客機が最大で6機も収容できるサイズは圧巻です。
当日の整備工場では Boeing 777 や 787 などが整備されていました。
Boeing 787 の特長のある翼端や
騒音を低減すると言われるシェブロンノズルも目の前で見れました。
こんなに間近で飛行機を見るのは始めての経験ですし、 エンジンが外され整備中の機体を見るのも勿論初めてなので大感激です。
整備工場のすぐ外には特別塗装の Boeing 787 二号機が停機し 出発前の点検整備的な事が実施されていました。
わずか1時間半程度の整備工場見学ですが、 とっても貴重で楽しい経験ができました。
娘よりも親の方がテンション上がって楽しんでいたのは内緒です
2014/07/27
キャンプ
軟弱アウトドア派にとって素晴らしい季節が到来したので、
家族でキャンプに行ってきました。
娘にとっては(そして奥さんにとっても)初めてのキャンプ、
意外に臆病な娘は果たしてちゃんとテントで寝る事が出来るのだろうか?
などと一抹の不安を残しながらキャンプに出かけてきました。
家族では初めてのキャンプなので、 ある程度は設備が整っているキャンプ場が良いかな?と思い、 選んだのは自宅からも割と近い西丹沢のウェルキャンプ西丹沢。 サイトは川沿いから数メートル高くなった場所にあり、 午後からは木陰で直射日光も防げるという絶好のロケーションでした。
ドームテントやバーベキューグリルなどを設営したら川遊び!
適度に冷たく綺麗な流れの川で目一杯楽しみます。
川遊びを堪能した後はバーベキューで舌鼓!
自然の中で食べる食材の何と美味しい事か。
一通り遊んだらいよいよテント泊。
微妙に霧雨が降る中テントに入って寝る準備をしたら、
川遊びなどで相当疲れていたのか、
恐がりもせずにあっという間に寝入ってしまった娘。
普段怖がりだと思っていたけど意外と図太い一面もあるのか(笑
翌朝は昨夜と打って変わって快晴!(日頃の行いが…)
朝食を食べたらテントを干しながらまたまた水遊び。
かくして一泊の家族初キャンプは無事に楽しく終わりました
追記
我々が出かけた丁度一週間後にこちらのキャンプ場にて 痛ましい事故が起きてしまいました。亡くなられた母子のご冥福をお祈りします。
2014/07/16
迷惑メイル送信ドメイン
昨日くらいから携帯のメイルアドレスにやたら届く様になった 迷惑メイルの差し出しドメイン一覧。
- anon-elec.com
- man-infe.com
- oasi-powe.net
- nati-poss.com
- comp-reme.net
- chri-disi.com
- abil-desi.net
- c-comf.net
- init-hall.com
- de-scre.com
wget (1) などで文中の URL にアクセスしてみると、 どのリンクも最終的に pc.exsr.net にリダイレクトされている様。
$ whois exsr.net Registrars. Domain Name: exsr.net Registry Domain ID: Registrar WHOIS Server: whois.discount-domain.com Registrar URL: http://www.onamae.com Updated Date: 2013-11-19 10:05:11.0 Creation Date: 2013-11-14 11:32:19.0 Registrar Registration Expiration Date: 2014-11-14 11:32:19.0 Registrar: GMO INTERNET, INC. Registrar IANA ID: 49 Registrar Abuse Contact Email: abuse@gmo.jp Registrar Abuse Contact Phone: Domain Status: ACTIVE Registry Registrant ID: Registrant Name: Hiroshi Tsumura Registrant Organization: skypia Registrant Street1: Minamisenba 3-2-28 Registrant Street2: Registrant City: Oosaka-shi Chuuou-ku Registrant State/Province: Osaka Registrant Postal Code: 542-0081 Registrant Country: JP Registrant Phone: +81.0668091939 Registrant Phone Ext: Registrant Fax: +81.0668091940 Registrant Fax Ext: Registrant Email: makaimakau4ah555@yahoo.co.jp Registry Admin ID: Admin Name: Hiroshi Tsumura Admin Organization: skypia Admin Street1: Minamisenba 3-2-28 Admin Street2: Admin City: Oosaka-shi Chuuou-ku Admin State/Province: Osaka Admin Postal Code: 542-0081 Admin Country: JP Admin Phone: +81.0668091939 Admin Phone Ext: Admin Fax: +81.0668091940 Admin Fax Ext: Admin Email: makaimakau4ah555@yahoo.co.jp Registry Tech ID: Tech Name: Hiroshi Tsumura Tech Organization: skypia Tech Street1: Minamisenba 3-2-28 Tech Street2: Tech City: Oosaka-shi Chuuou-ku Tech State/Province: Osaka Tech Postal Code: 542-0081 Tech Country: JP Tech Phone: +81.0668091939 Tech Phone Ext: Tech Fax: +81.0668091940 Tech Fax Ext: Tech Email: makaimakau4ah555@yahoo.co.jp Name Server: ns1.value-domain.com Name Server: ns2.value-domain.com DNSSEC: URL of the ICANN WHOIS Data Problem Reporting System: http://wdprs.internic.net/ >>> Last update of WHOIS database: 2013-11-19 10:05:11.0 <<<…だそうです。
迷惑メイルの差し出しドメインを whois (1) してみると
殆どが Organization に exsr か skypia と書かれている様ですね。
ちなみに exsr も skypia も
検索すると
色々と出てきますね。
(どちらも結構有名みたいですが繋がってるんですかね)
追記
gTLD を変更する様ですね。 docomo の迷惑メイルは部分一致なので gTLD 無しの登録が良いかも?2014/06/19
Amazon AWS 上でホスト情報を取得する
Amazon AWS で ELB + AutoScaling を利用している場合など、
IP アドレスが頻繁に変わってしまうので、
グローバルIP、プライベートIP を取得して一覧表示するスクリプト。
ホスト名は Name タグの Value に格納されている必要がある。
aws コマンドは EC2 インスタンスで Amazon Linux を起動した場合は
標準でインストールされている筈。
EC2 インスタンスに適切な role が設定されていれば aws はそのまま動作するが、
role が設定されていない場合でも設定する事で利用可能になる。
引数でホスト名 (Name タグで指定された値) が指定された場合、 デフォルトではグローバル IP のみを出力するが -p オプションでプライベートIP のみを表示する。
1#!/bin/sh 2 3# リージョン 4region="--region ap-northeast-1" 5# 出力はテキスト形式 6output="--output text" 7# 出力項目を指定 (ホスト名(=タグ)、インスタンスID、パブリックIP、プライベートIP 8base="--query Reservations[*].Instances[*]." 9# Name タグの値表示 10name="Tags[?Key==\`Name\`].Value," 11# インスタンスID、パブリックIP、プライベートIP 12default="${name}InstanceId,PublicIpAddress,PrivateIpAddress" 13# フィルタ指定 (running 状態のみ出力) 14filter="--filter Name=instance-state-name,Values=running" 15 16# aws コマンド 17aws="/usr/bin/aws ec2 describe-instances ${region} ${output}" 18 19# メイン関数 20function doit() 21{ 22 23 local _filter _query 24 25 if [ -n "${1}" ] 26 then 27 _filter="${filter} Name=tag:Name,Values=${1}" 28 _query=${base}[${3}${2}] 29 else 30 _filter=${filter} 31 _query=${base}[${default}] 32 fi 33 34 ${aws} ${_filter} ${_query} 35 36} 37 38# オプション解析 39if opt=`getopt p $*` 40then 41 set -- ${opt} 42 while [ -n "${1}" ] 43 do 44 case "${1}" in 45 -p ) 46 target=PrivateIpAddress;; 47 -- ) 48 shift 49 break;; 50 esac 51 shift 52 done 53else 54 echo "Usage: ${0##*/} [-p][host [... host]" 1>&2 55 exit 255 56fi 57 58if [ $# -eq 1 ] 59then 60 doit ${1} ${target:-PublicIpAddress} 61elif [ $# -gt 0 ] 62then 63 for i in $* 64 do 65 doit ${i} ${target:-PublicIpAddress} ${name} 66 done | awk '{ if(NR % 2) ip = $0; else printf "%s %s\n", $0, ip }' 67else 68 doit | awk '{ if(NR % 2) ip = $0; else printf "%s %s\n", $1, ip }' 69fi
2013/11/23 追記
複数ホスト名が指定された場合はホスト名も表示する様変更。2014/05/23
checkinstall で rpm パッケージの作成がエラーになる場合
rpm パッケージを手軽に作成するために checkinstall は非常に便利だが、 現行の checkinstall にはインストール対象となるソフトウェアに ファイルに対するシンボリックリンクが含まれると rpm パッケージが作成できなくなる不具合がある様だ。
この不具合は checkinstall が rpm パッケージ用の spec ファイルを生成する際に、 ターゲットとなるオブジェクトがディレクトリかシンボリックリンクなら 無条件にディレクトリと仮定して %dir と出力しているために発生している。 そのために、例えばインストール時に libhoge.so.X.Y を libhoge.so にシンボリックリンクする様なソフトウェアの rpm パッケージを作成しようとするとエラーとなってしまう。
そこでターゲットなるオブジェクトがシンボリックリンクの場合、
リンク先を確認してディレクトリだった場合のみ
%dir を出力する様にするパッチを作成した。
*** /usr/sbin/checkinstall~ 2014-05-21 12:29:30.000000000 +0900 --- /usr/sbin/checkinstall 2014-05-23 23:51:09.131081380 +0900 *************** *** 2428,2434 **** # Prepare directories to be included in the .spec file mv ${TMP_DIR}/newfiles ${TMP_DIR}/newfiles.tmp cat ${TMP_DIR}/newfiles.tmp | while read line; do ! [ -d "${BUILD_DIR}/${line}" -o -L "${BUILD_DIR}/${line}" ] && echo -n "%dir " >> ${TMP_DIR}/newfiles echo "\"/${line}\"" >> ${TMP_DIR}/newfiles done --- 2428,2435 ---- # Prepare directories to be included in the .spec file mv ${TMP_DIR}/newfiles ${TMP_DIR}/newfiles.tmp cat ${TMP_DIR}/newfiles.tmp | while read line; do ! [ -d "${BUILD_DIR}/${line}" ] && echo -n "%dir " >> ${TMP_DIR}/newfiles ! [ -L "${BUILD_DIR}/${line} -a -d `ls -l ${BUILD_DIR}/${line} | awk '$0=$NF'` ] && echo -n "%dir" >> ${TMP_DIR}/newfiles echo "\"/${line}\"" >> ${TMP_DIR}/newfiles done
/usr/sbin/checkinstall にこのパッチを適用する事で
シンボリックリンク先がディレクトリの場合のみ
%dir を出力する様に変更される。
シンボリックリンクがネストしている場合は正しく動作しないので
あくまでも暫定的なパッチだが、
取りあえず rpm パッケージを作成した場合にはそれなりに有用だと思う。
一応 checkinstall の配布元の bugzilla にはパッチを添えて報告してある。
ちなみに checkinstall で rpm の作成がエラーになる場合は 殆どが自動生成された spec ファイルが問題な場合なので、 --review-spec オプションを指定して checkinstall を実行する事で、 rpm パッケージの作成処理を実行する前に 自動生成された spec ファイルを編集できるので問題を回避できる事が多い。
# checkinstall --review-spec</i>
2014/05/22
Amazon Linux AMI 2014.03.1 (64bit) への checkinstall 導入
Amazon AWS の EC2 インスタンスで動作している Amazon Linux AMI 2014.03.1
(Linux ****** 3.10.40-50.136.amzn1.x86_64 #1 SMP Tue May 13 21:35:08 UTC 2014 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux) への
checkinstall の導入時にエラーとなった場合の対処方法。
Amazon AWS の EC2 インスタンスに checkinstall コマンドを導入しようとして、 ネットなどの情報に基づいて以下のコマンドを実行した所コンパイルエラーが発生した。
$ git clone http://checkinstall.izto.org/checkinstall.git $ cd checkinstall $ vi Makefile checkinstall checkinstallrc-dist installwatch/Makefile $ make : : make -C installwatch make[1]: ディレクトリ `/home/mitz/checkinstall/installwatch' に入ります gcc -Wall -c -D_GNU_SOURCE -DPIC -fPIC -D_REENTRANT -DVERSION=\"0.7.0beta7\" installwatch.c installwatch.c:2960:5: error: conflicting types for ‘readlink’ int readlink(const char *path,char *buf,size_t bufsiz) { ^ In file included from installwatch.c:41:0: /usr/include/unistd.h:831:16: note: previous declaration of ‘readlink’ was here extern ssize_t readlink (const char *__restrict __path, ^ installwatch.c:3098:5: error: conflicting types for ‘scandir’ int scandir( const char *dir,struct dirent ***namelist, ^ In file included from installwatch.c:49:0: /usr/include/dirent.h:255:12: note: previous declaration of ‘scandir’ was here extern int scandir (const char *__restrict __dir, ^ installwatch.c:3714:5: error: conflicting types for ‘scandir64’ int scandir64( const char *dir,struct dirent64 ***namelist, ^ In file included from installwatch.c:49:0: /usr/include/dirent.h:278:12: note: previous declaration of ‘scandir64’ was here extern int scandir64 (const char *__restrict __dir, ^ make[1]: *** [installwatch.o] エラー 1 make[1]: ディレクトリ `/home/mitz/checkinstall/installwatch' から出ます make: *** [all] エラー 2 $ざっと調べてみると glibc のバージョン情報を格納していると思われるマクロ GLIBC_MINOR の値が不正で readlink()、 及び内部で定義している scandir()、scandir64() のプロトタイプ宣言が正しく展開されていない様だったので、 他にもいくつか発生したコンパイルエラーを修正して 取りあえずコンパイルしてインストール可能なパッチを作成した。
本来は Amazon LINUX 上でも glibc のバージョンを正しく取得できる様にするべきなのだが、 諸処の事情でそこまで修正する余裕がないので暫定的な対策のみとなっている。
1diff -rc checkinstall/installwatch/installwatch.c checkinstall~/installwatch/installwatch.c 2*** checkinstall/installwatch/installwatch.c 2014-05-21 12:41:51.659879736 +0900 3--- checkinstall~/installwatch/installwatch.c 2014-05-21 12:41:16.107577033 +0900 4*************** 5*** 99,105 **** 6 static int (*true_xstat)(int,const char *,struct stat *); 7 static int (*true_lxstat)(int,const char *,struct stat *); 8 9! #if(GLIBC_MINOR >= 10) 10 11 static int (*true_scandir)( const char *,struct dirent ***, 12 int (*)(const struct dirent *), 13--- 99,105 ---- 14 static int (*true_xstat)(int,const char *,struct stat *); 15 static int (*true_lxstat)(int,const char *,struct stat *); 16 17! #if 1 18 19 static int (*true_scandir)( const char *,struct dirent ***, 20 int (*)(const struct dirent *), 21*************** 22*** 130,136 **** 23 static int (*true_open64)(const char *, int, ...); 24 static struct dirent64 *(*true_readdir64)(DIR *dir); 25 26! #if(GLIBC_MINOR >= 10) 27 static int (*true_scandir64)( const char *,struct dirent64 ***, 28 int (*)(const struct dirent64 *), 29 int (*)(const struct dirent64 **,const struct dirent64 **)); 30--- 130,136 ---- 31 static int (*true_open64)(const char *, int, ...); 32 static struct dirent64 *(*true_readdir64)(DIR *dir); 33 34! #if 1 35 static int (*true_scandir64)( const char *,struct dirent64 ***, 36 int (*)(const struct dirent64 *), 37 int (*)(const struct dirent64 **,const struct dirent64 **)); 38*************** 39*** 2545,2551 **** 40 } 41 42 FILE *fopen(const char *pathname, const char *mode) { 43! FILE *result; 44 instw_t instw; 45 int status=0; 46 47--- 2545,2551 ---- 48 } 49 50 FILE *fopen(const char *pathname, const char *mode) { 51! FILE *result = NULL; 52 instw_t instw; 53 int status=0; 54 55*************** 56*** 2956,2962 **** 57 return result; 58 } 59 60! #if (GLIBC_MINOR <= 4) 61 int readlink(const char *path,char *buf,size_t bufsiz) { 62 int result; 63 #else 64--- 2956,2962 ---- 65 return result; 66 } 67 68! #if 0 69 int readlink(const char *path,char *buf,size_t bufsiz) { 70 int result; 71 #else 72*************** 73*** 3096,3103 **** 74 } 75 76 int scandir( const char *dir,struct dirent ***namelist, 77! int (*select)(const struct dirent *), 78! #if (GLIBC_MINOR >= 10) 79 int (*compar)(const struct dirent **,const struct dirent **) ) { 80 #else 81 int (*compar)(const void *,const void *) ) { 82--- 3096,3103 ---- 83 } 84 85 int scandir( const char *dir,struct dirent ***namelist, 86! int (*filter)(const struct dirent *), 87! #if 1 88 int (*compar)(const struct dirent **,const struct dirent **) ) { 89 #else 90 int (*compar)(const void *,const void *) ) { 91*************** 92*** 3114,3124 **** 93 /* We were asked to work in "real" mode */ 94 if( !(__instw.gstatus & INSTW_INITIALIZED) || 95 !(__instw.gstatus & INSTW_OKWRAP) ) { 96! result=true_scandir(dir,namelist,select,compar); 97 return result; 98 } 99 100! result=true_scandir(dir,namelist,select,compar); 101 102 return result; 103 } 104--- 3114,3124 ---- 105 /* We were asked to work in "real" mode */ 106 if( !(__instw.gstatus & INSTW_INITIALIZED) || 107 !(__instw.gstatus & INSTW_OKWRAP) ) { 108! result=true_scandir(dir,namelist,filter,compar); 109 return result; 110 } 111 112! result=true_scandir(dir,namelist,filter,compar); 113 114 return result; 115 } 116*************** 117*** 3712,3719 **** 118 } 119 120 int scandir64( const char *dir,struct dirent64 ***namelist, 121! int (*select)(const struct dirent64 *), 122! #if (GLIBC_MINOR >= 10) 123 int (*compar)(const struct dirent64 **,const struct dirent64 **) ) { 124 #else 125 int (*compar)(const void *,const void *) ) { 126--- 3712,3719 ---- 127 } 128 129 int scandir64( const char *dir,struct dirent64 ***namelist, 130! int (*filter)(const struct dirent64 *), 131! #if 1 132 int (*compar)(const struct dirent64 **,const struct dirent64 **) ) { 133 #else 134 int (*compar)(const void *,const void *) ) { 135*************** 136*** 3730,3740 **** 137 /* We were asked to work in "real" mode */ 138 if( !(__instw.gstatus & INSTW_INITIALIZED) || 139 !(__instw.gstatus & INSTW_OKWRAP) ) { 140! result=true_scandir64(dir,namelist,select,compar); 141 return result; 142 } 143 144! result=true_scandir64(dir,namelist,select,compar); 145 146 return result; 147 } 148--- 3730,3740 ---- 149 /* We were asked to work in "real" mode */ 150 if( !(__instw.gstatus & INSTW_INITIALIZED) || 151 !(__instw.gstatus & INSTW_OKWRAP) ) { 152! result=true_scandir64(dir,namelist,filter,compar); 153 return result; 154 } 155 156! result=true_scandir64(dir,namelist,filter,compar); 157 158 return result; 159 }2014/05/22 に git clone した checkinstall のソースに このパッチを適用してコンパイル、動作する事は確認できている。
Amazon Linux で checkinstall の導入に困っている方の参考になればと思い公開してみる。
2014/03/27
LDAP 登録用スクリプト
以前、某社内のユーザ管理を ldap 化した際に作成した
ldap 登録用の ldif ファイルを生成するスクリプト。
漢字の名字と名前を入力すると kakashi を利用して
ひらがなの名字、名前、ローマ字の名字、名前を自動的に取得し
ldap 登録用の ldif ファイルを生成して ldap 登録まで自動で行う。
当初は csv 型式のファイルから必要な情報を取得して
連続で ldap に登録するバッチスクリプトとして作成したのだが、
初期登録が完了した後はたまに発生するユーザの追加処理にのみ使用するので
対話的に実行するコマンドに作り直した。
漢字をひらがな/ローマ字に変換するために kakashi とnkf が必要になる。
漢字のよみは自動では完全には取得できないので変換した値を確認する様にしている。
ローマ字の氏名は私の趣味で名字は全て大文字、名前はキャピタライズとしている。
1#!/bin/sh 2# All rights reserved, copyright (C) 2014, Mitzyuki IMAIZUMI 3# 4 5# ldap 用設定 6passwd="password" 7org="dc=example,dc=com" 8 9# コマンド定義 10id="`/usr/bin/id -u`" 11kakasi=/usr/bin/kakasi 12slappasswd="/usr/sbin/slappasswd -h {md5}" 13toutf="/usr/bin/nkf -w" 14toeuc="/usr/bin/nkf -e" 15ldapadd="/usr/bin/ldapadd -x -D cn=Manager,${org}" 16ldappasswd="/usr/bin/ldappasswd -x -D cn=Manager,${org}" 17ldapsearch="/usr/bin/ldapsearch -LL -x -D cn=Manager,${org}" 18 19# uid 格納ファイル 20uidnum=/etc/uid 21 22# OU 選択肢 23oulist="Board Sales Develop Affair" 24 25# 入力用タイトル 26_uid="ユーザID" 27_sn="漢字名字" 28_gn="漢字名前" 29_hsn="名字よみ" 30_hgn="名前よみ" 31_tel="内線番号" 32_ou="所属" 33 34# 35# 汎用入力処理 36# $1: 入力された値を格納する変数名 37# $2: 必須フラグ 38# 39getans() 40{ 41 42 title=`eval "echo \\$_$1"` 43 var=$1 44 require=${2:-true} 45 46 while true 47 do 48 echo -n "${title} を入力して下さい: " 49 read ans 50 51 if [ -z "${ans}" ] 52 then 53 if ${require} 54 then 55 echo "${title} の入力は必須です" 56 else 57 echo "${titoe} なし" 58 break 59 fi 60 else 61 break 62 fi 63 done 64 65 eval "$var=${ans}" 66 67} 68 69# 70# カナ確認/入力処理 71# $1: 入力された値を格納する変数名 72# 73getkana() 74{ 75 76 title=`eval "echo \\$_$1"` 77 var=$1 78 79 echo -n "${title} は \"${2}\" で正しいですか?([y]/n): " 80 read ans 81 if [ "${ans}" = "n" ] 82 then 83 getans ${var} 84 else 85 eval "$var=${2}" 86 fi 87 88} 89 90# 91# 所属選択処理 92# $1: 入力された値を格納する変数名 93# 94getou() 95{ 96 97 title=`eval "echo \\$_$1"` 98 var=$1 99 100 while true 101 do 102 i=1 103 set ${oulist} 104 for o 105 do 106 echo "${i} ) ${o}" 107 i=`expr ${i} + 1` 108 done 109 echo -n "${title} を選択して下さい: " 110 read ans 111 if [ "${ans}" -ge 1 -a "${ans}" -lt $i ] 112 then 113 eval "$var=\${$ans}" 114 break 115 else 116 echo "入力が不正です" 117 fi 118 done 119 120} 121 122# 123# UID 取得処理 124# 125getuid() 126{ 127 128 num=`cat ${uidnum}` 129 expr ${num} + 1 > ${uidnum} 130 131} 132 133# 134# People 用 ldif ファイルの生成 135# 136ladduser() 137{ 138 139 cat <<-EOF | ${toutf} 140 dn: uid=${uid},ou=People,${org} 141 uid: ${uid} 142 objectclass: posixAccount 143 objectclass: top 144 objectclass: shadowAccount 145 objectclass: inetOrgPerson 146 cn: ${sn} ${gn} 147 cn: ${hsn} ${hgn} 148 cn: ${rgn} ${rsn} 149 sn: ${rsn} 150 givenname: ${rgn} 151 mail: ${uid}@example.com 152 o: Example, Inc. 153 ou: ${ou} 154 loginShell: /bin/bash 155 uidNumber: ${num} 156 gidNumber: ${num} 157 homeDirectory: /home/${uid} 158 gecos: ${rgn} ${rsn} 159EOF 160 test -n "${tel}" && echo "telephoneNumber: ${tel}" 161 echo 162 163} 164 165# 166# Group 用 ldif ファイルの生成 167# 168laddgroup() 169{ 170 171 cat <<-EOF | ${toutf} 172 dn: cn=${uid},ou=Group,${org} 173 objectclass: posixGroup 174 objectclass: top 175 cn: ${uid} 176 userPassword: {crypt}x 177 gidNumber: ${num} 178 memberUid: ${uid} 179 180EOF 181 182} 183 184# 185# ID が既に使用済みか確認する 186# $1: ID 187# 188existldap() 189{ 190 191 if ! egrep -q "^${1}:" /etc/passwd 192 then 193 return `${ldapsearch} uid=${1} -w ${passwd} | grep uid | wc -l` 194 else 195 return 1 196 fi 197 198} 199 200# 201# メイン処理 202# 203if [ "${id}" != "0" ] 204then 205 echo "root にて実行して下さい" 1>&2 206 exit 255 207fi 208 209# 情報入力 210while true 211do 212 while true 213 do 214 getans "uid" 215 if existldap ${uid} 216 then 217 break 218 fi 219 echo "${uid} は既に使用されています" 1>&2 220 done 221 getans "sn" 222 getans "gn" 223 gettel "tel" false 224 getkana "hsn" "`echo ${sn} | ${toeuc} | ${kakasi} -JH | ${toutf}`" 225 getkana "hgn" "`echo ${gn} | ${toeuc} | ${kakasi} -JH | ${toutf}`" 226 getou "ou" 227 228 echo 229 for i in uid sn gn hsn hgn tel 230 do 231 eval "echo \$_$i: \$$i" 232 done 233 234 echo -n "この情報で正しいですか?([y]/n): " 235 read ans 236 if [ "${ans}" != "n" ] 237 then 238 break 239 fi 240done 241 242# ローマ字表記の名字取得(全て大文字) 243rsn=`echo ${hsn} | ${toeuc} | ${kakasi} -Ha -Ka -Ja -Ea -ka | tr '[a-z]' '[A-Z]'` 244# ローマ字表記の名前取得(キャピタライズ) 245rgn=`echo ${hgn} | ${toeuc} | ${kakasi} -Ha -Ka -Ja -Ea -ka | awk '{ print toupper(substr($0, 1, 1)) substr($0, 2, length($0) - 1) }'` 246getuid 247# People 登録 248ladduser | ${ldapadd} -w ${passwd} 249# Group 登録 250laddgroup | ${ldapadd} -w ${passwd} 251# パスワード自動生成 252${ldappasswd} uid=${uid},ou=People,${org} -w ${passwd}
あまり需要がないとは思うけど折角なので公開してみる。
2014/03/25
キャピタライズ
英単語の先頭を大文字に置換する処理をキャピタライズというが、
このキャピタライズ処理を unix 標準のコマンドで実装しようという話。
置換と言えばまず思い浮かぶのが sed (1) なのだが、
GNU 拡張された sed (1) の場合は簡単に置換が可能なのだが、
FreeBSD の標準の sed (1) では簡単にいかない。
- GNU sed の場合
-
$ echo "foo" | sed 's/\(.\)\(.*\)/\U\1\L\2/g' Foo
GNU 拡張された sed (1) には \U と /L という 演算子があるので大文字、小文字変換が簡単に可能である。
- FreeBSD 標準の sed の場合
-
$ echo "foo" | sed 's/\(.\)\(.*\)/\U\1\L\2/g' UfLoo
FreeBSD 標準の sed (1) だと正しく変換されない。
- awk を利用した場合
-
sed (1) ではなく awk (1) を利用すれば
FreeBSD でもキャピタライズ処理は簡単にできる。
$ echo "foo" | awk '{ print toupper(substr($0, 1, 1)) substr($0, 2, length($0) - 1) }' Foo
awk (1) には大文字変換関数が実装されているので、 切り出した1文字目を大文字変換すれば簡単に実現できる。
- FreeBSD で sed を利用した場合
-
どうしても FreeBSD の sed (1) を利用したい場合、
tr (1) も併用する事にはなるが以下の処理で可能だ。
$ eval `echo "foo" | sed 's/\(.\)\(.*\)/\/bin\/echo -n \1 | tr "[a-z]" "[A-Z]"; echo \2/g'` Foo
sed (1) でtr (1) を利用した置換スクリプトを出力して eval (1) で実行した結果を表示しているのだが もはやネタとしか思えなくもない。
良い子は真似しないで下さい(笑
2014/03/04
C9A4 V6 650 + docomo 携帯での通信設定
CX-5 のメイカー純正カーナビゲーション ALPINE C9A4 V6 650 を
docomo の携帯電話と Bluetooth 接続して通信設定をしていたのだが、
先日、携帯電話を変更してからデータ通信が出来なくなっていた。
ナビゲーションと携帯電話は Bluetooth でペアリングが出来ていて
音声通話などは普通に利用できているのだが、
ナビゲーション側から地図データの差分更新などのデータ通信を開始すると
「接続できませんでした」というエラーが表示されてしまい
データ通信ができない状況だった。
データ通信のために接続を開始している携帯電話の画面を参照すると
mopera.ne.jp に接続しようとして切断されているのが確認できたが、
現在 docomo の携帯によるデータ通信は
mopera.net に接続する必要があるので、
以下の操作で C9A4 V6 650 に初期設定されている接続先を
mopera.net に変更する事で無事にデータ通信が可能となった。
- 画面左下の 設定 ボタンクリック
- 画面右上の 設定・編集 をタッチ
- 画面右下の Bluetooth設定 をタッチ
- Bluetooth機器設定の右にある 変更 をタッチ
- 選択リストから利用している Bluetooth 機器(携帯)をタッチ
- 画面下の 通信接続先 をタッチ
- 選択リストから NTT docomo FOMA / パケット通信 をタッチ
- 画面下の 詳細設定 をタッチ
- 電話番号の「*99***1#」を「*99***3#」に変更
なお、データ通信には大量のパケット通信が発生するので
パケット通信代が非常に高額になってしまう可能性もあるので、
十分に気をつけて設定する必要がある。