2014/12/19
子供の写真をバックアップ
今回は 「子供」×「ネット」 Advent Calendar 2014 の 19日目の記事として書きました。
難しい話題が続いた様ですので、ここらでちょっと気分転換に軽いお話を…
子供が産まれたら皆さん写真を一杯撮影しますよね?
『え?そうでもない?』…そ、そうですか(笑
私は写真を一杯いっぱい撮影しちゃいました。
我が子のために為にコンパクトデジタルカメラを買い換え、
それでは物足りずにデジタル一眼レフカメラを購入し、
明るいレンズ…望遠レンズ…とすっかり泥沼にはまり込んでいます。
特にお勧めは F値が 1.4 の単焦点レンズで……っと、今回はそういう話ではなくて
撮影したデータを保存するというお話です。
一般的に言ってデジタルカメラで撮影した画像は
お手持ちのパソコンのハードディスクに転送して保存していると思います。
その中でお気に入りの何枚かは印刷して保存しているでしょうが、
かつての銀塩カメラと違って全てを印刷する事は少ないのではないでしょうか?
そうなると我が子の写真データはパソコンの中だけに保存されているという事は割とよくある事だと思います。
でも、ちょっと待って下さい。(通販番組風)
そのパソコン本当に大丈夫でしょうか?
ある日パソコンが起動しなくなってしまうのは割と良くある事です。
コンピュータに詳しければパソコンが起動しなくてもお子様の写真を取り出す事はできますが、
普通はそんな事なかなか出来ないと思います。
それに実はパソコンのハードディスクというのは意外と信頼性が低く、
ちょっとした衝撃や場合によっては近所の落雷などでデータが消える危険性があります。
消えてしまって悲しい思いをするまえにちょっとした手間でバックアップを是非!
そんな大切な写真のバックアップにはこちらの商品をぜひ……じゃなくて
今回は我が家でのデータ保全をご紹介致します。
我が家 (というか私) は自宅では MacBook PRO をメインに愛用しています。
写真などのデータも基本はこの中ですのでこのマシンの中身がマスターデータとなります。
OS X と言えば標準で搭載されるバックアップツールの TimeMachine が有名です。
普段持ち歩き用に MacBook Air を使っていますので、
重要なデータ (というか殆どの個人データ) はメインの MacBook PRO と同期しています。
ですので全ての基本は MacBook PRO のデータ (画像データの場合は Picture フォルダ) のバックアップになります。
ご多分に漏れず我が家にも TimeCapsule があるので (但し内蔵 HDD は何度か交換済み)、
OS の機能を利用して TimeCapsule にバックアップしています。
MacBook PRO が起動している間は自動でバックアップをしてくれるので便利です。
問題点は若干信頼性が低い所でしょうか。
ですので TimeMachine だけではなく他のバックアップ手段と併用しています。
同期は OS X に標準のユーティリティ rsync コマンドを利用しています。
rsync は unix で古くから利用されている同期のためのユーティリティで、
ターミナル画面上から利用します。
ターミナルからの利用なので少々ハードルが高く感じますが、
基本は『どこのデータ』を『どこに』同期するか指定して実行するだけです。
例えば以下の様に実行すると Picture フォルダをホスト macbookair の Picture フォルダに同期します。
通信は ssh を利用していますが ssh-keygen で生成した鍵認証を利用していますので、
接続時にパスフレーズを聞かれる事なく接続できるので便利ですし自動処理に向いています。
$ for i in Documents Pictures Movies Musics
> do
> rsync -avz -e ssh ${i} macbookair.example.com:.
> done
自宅の LAN 内で MacBook PRO と MacBook Air が同時に起動されている状態では、
上記の処理を自動で定期的に実行する事で MacBook Air のデータを最新の状態に更新し
同時にデータのバックアップ (単なる二重化) としても役立てています。
正確には NAS ではなくサーバのストレージです。
自宅には FreeBSD で構築したサーバが設置してあるのですが、
そのサーバに大容量の HDD を増設してバックアップ用の NAS としています。
前述した rsync を利用してこちらも自動で定期的にストレージにデータを転送しています。
$ for i in Documents Pictures Movies Musics > do > rsync -avz -e ssh ${i} storage.example.com:/var/backup/ > done
他の用途で利用している VPS (さくらの一番安いタイプですが十分です)のストレージに、
前述した自宅サーバに増設した HDD のデータを定期的に同期しています。
自宅サーバは FreeBSD ですので unix の強力なツールが利用できるので、
この同期処理も勿論 rsync を利用しています。
$ rsync -avz -e ssh /var/backup vps.example.com:/var/backup
このさくらの VPS は親戚向けに娘の写真を公開する Web サーバとしても利用しています。
公開には WS-Slideshow という flash のアルバムを利用していますが、
自作のシェルスクリプト を利用して
WS-Slideshow の設定ファイル (xml) やサムネイルファイルを作成しています (宣伝乙)。バックアップしたデータはスクリプトで html などを自動生成して公開しています。
余談ですが、この VPS は 娘の名前の漢字ドメインで運用しています。
娘には unix によるサーバ管理の基礎知識をしっかりと教えて、 娘が成人する時にドメインの権限を委譲するのが今から楽しみです。 (「そんなの要らないよ」と言われるのが今から怖い…)
年に1回娘の誕生日の翌日に前年の1年分の写真や動画データを DVD に保存しています。
正と副の2枚を焼いて保存していますが、
実は光媒体はデータの保存期間が割と短いので気休め程度です。
データ保存の本命 Amazon S3 です。
ご存じの方も多いと思いますが、通信販売で有名な Amazon は Amazon Web Service (通称 AWS) という
いわゆるクラウドコンピューティングのサービスも提供しています。
この AWS の中で S3 というクラウトストレージ (インターネット上のハードディスクの様なモノです)は
お手軽、安心、そこそこ安価なのでこれをバックアップに利用しない手はありません。
AWS の画面は日本語化を進めているそうなのですが、一部(殆ど)英語ですので
若干ハードルが高いのですが、実は簡単な英語ですし機能も単純ですのでそれほど難しくないと思います。
AWS S3 ではデータを「バケット」と呼ばれるコンテナに格納します。
バケットはパソコンのフォルダーの様なものと考えて下さい。
ですので写真を入れるためのバケットを好きな名前で作成します。
ちなみにこのバケットの名前は全世界でユニークにする必要がある様なので、
「pictures」など単純な名前は多分利用できないと思います。
バケットが出来たら早速写真を転送してみます。
ブラウザを経由した Amazon S3 の管理画面からでもアップロードは可能ですが、
Amazon S3 用に色々なツールが公開されているのでそれらを利用するのが良いでしょう。
私はサーバに s3cmd というツールを導入して定期的に同期処理を実行しています。
$ s3cmd sync -rr /var/backup s3://my-picture-backet/Picture
ちなみに我が家では娘が産まれてから 8 年分の写真データを全てバックアップしていますが、
容量は 100GB (枚数で言うと 200,000枚) 程度で費用は大体毎月 $ 4.00 (500円) 程度です。
AWS の他の機能 (Cloud Front) を利用すればアップロードした写真を公開したり、 色々とできる事は沢山あるのですが長くなってしまうので今回は残念ながら割愛します。
追記
rsync は OS X 標準ではありませんでした。Mac Ports を利用して後から導入したコマンドです。
2014/10/30
2014/08/31
PCH Coffee
知り合いが鵠沼海岸にパンケーキのお店を開店したとの事で
早速家族で遊びに行って来ました。
こぢんまりした店内の内装はとってもセンスが良くまとまっていて、 いつまでもゆっくりしていたくなります。
娘はフルーツが盛りだくさんの「季節のフルーツパンケーキ」、
私はラズベリーとバナナがトッピングされた「チョコチップパンケーキを頂きました」。
ちなみに奥さんは「エッグベネディクトパンケーキ」を頂いたのですが、 写真を撮り忘れました(普段食事を撮影する習慣がないので…つい(汗
ちなみに甘くない具のパンケーキは初めてだったのですが とっても美味しかったです♪
とってもフワフワで美味しいパンケーキを堪能しました。
2014/07/29
ANA整備工場見学に行って来たよ!
今年の2月に申し込んだ ANA 整備工場見学。
非常に人気が高く申し込んでから半年も待たされましたが、
何とか無事に整備工場の見学をしてきました。
朝早くから起きて羽田空港まで車で移動、
空港から羽田整備場まではモノレールで移動です。
モノレールの駅から炎天下を 20分程度歩くといよいよ入り口が見えてきて、
否が応でも気持ちが盛り上がります。
座学の後は待ちに待った工場見学の始まりです。
工場の中なのでヘルメットを被る必要がありテンションも高まります。
Boeing 787 の特長のある翼端や
整備工場のすぐ外には特別塗装の Boeing 787 二号機が停機し 出発前の点検整備的な事が実施されていました。
娘よりも親の方がテンション上がって楽しんでいたのは内緒です
2014/07/27
キャンプ
軟弱アウトドア派にとって素晴らしい季節が到来したので、
家族でキャンプに行ってきました。
娘にとっては(そして奥さんにとっても)初めてのキャンプ、
意外に臆病な娘は果たしてちゃんとテントで寝る事が出来るのだろうか?
などと一抹の不安を残しながらキャンプに出かけてきました。
家族では初めてのキャンプなので、 ある程度は設備が整っているキャンプ場が良いかな?と思い、 選んだのは自宅からも割と近い西丹沢のウェルキャンプ西丹沢。 サイトは川沿いから数メートル高くなった場所にあり、 午後からは木陰で直射日光も防げるという絶好のロケーションでした。
ドームテントやバーベキューグリルなどを設営したら川遊び!
適度に冷たく綺麗な流れの川で目一杯楽しみます。
川遊びを堪能した後はバーベキューで舌鼓!
自然の中で食べる食材の何と美味しい事か。
一通り遊んだらいよいよテント泊。
微妙に霧雨が降る中テントに入って寝る準備をしたら、
川遊びなどで相当疲れていたのか、
恐がりもせずにあっという間に寝入ってしまった娘。
普段怖がりだと思っていたけど意外と図太い一面もあるのか(笑
翌朝は昨夜と打って変わって快晴!(日頃の行いが…)
朝食を食べたらテントを干しながらまたまた水遊び。
追記
我々が出かけた丁度一週間後にこちらのキャンプ場にて 痛ましい事故が起きてしまいました。亡くなられた母子のご冥福をお祈りします。
2014/07/16
迷惑メイル送信ドメイン
昨日くらいから携帯のメイルアドレスにやたら届く様になった 迷惑メイルの差し出しドメイン一覧。
- anon-elec.com
- man-infe.com
- oasi-powe.net
- nati-poss.com
- comp-reme.net
- chri-disi.com
- abil-desi.net
- c-comf.net
- init-hall.com
- de-scre.com
wget (1) などで文中の URL にアクセスしてみると、 どのリンクも最終的に pc.exsr.net にリダイレクトされている様。
$ whois exsr.net Registrars. Domain Name: exsr.net Registry Domain ID: Registrar WHOIS Server: whois.discount-domain.com Registrar URL: http://www.onamae.com Updated Date: 2013-11-19 10:05:11.0 Creation Date: 2013-11-14 11:32:19.0 Registrar Registration Expiration Date: 2014-11-14 11:32:19.0 Registrar: GMO INTERNET, INC. Registrar IANA ID: 49 Registrar Abuse Contact Email: abuse@gmo.jp Registrar Abuse Contact Phone: Domain Status: ACTIVE Registry Registrant ID: Registrant Name: Hiroshi Tsumura Registrant Organization: skypia Registrant Street1: Minamisenba 3-2-28 Registrant Street2: Registrant City: Oosaka-shi Chuuou-ku Registrant State/Province: Osaka Registrant Postal Code: 542-0081 Registrant Country: JP Registrant Phone: +81.0668091939 Registrant Phone Ext: Registrant Fax: +81.0668091940 Registrant Fax Ext: Registrant Email: makaimakau4ah555@yahoo.co.jp Registry Admin ID: Admin Name: Hiroshi Tsumura Admin Organization: skypia Admin Street1: Minamisenba 3-2-28 Admin Street2: Admin City: Oosaka-shi Chuuou-ku Admin State/Province: Osaka Admin Postal Code: 542-0081 Admin Country: JP Admin Phone: +81.0668091939 Admin Phone Ext: Admin Fax: +81.0668091940 Admin Fax Ext: Admin Email: makaimakau4ah555@yahoo.co.jp Registry Tech ID: Tech Name: Hiroshi Tsumura Tech Organization: skypia Tech Street1: Minamisenba 3-2-28 Tech Street2: Tech City: Oosaka-shi Chuuou-ku Tech State/Province: Osaka Tech Postal Code: 542-0081 Tech Country: JP Tech Phone: +81.0668091939 Tech Phone Ext: Tech Fax: +81.0668091940 Tech Fax Ext: Tech Email: makaimakau4ah555@yahoo.co.jp Name Server: ns1.value-domain.com Name Server: ns2.value-domain.com DNSSEC: URL of the ICANN WHOIS Data Problem Reporting System: http://wdprs.internic.net/ >>> Last update of WHOIS database: 2013-11-19 10:05:11.0 <<<…だそうです。
迷惑メイルの差し出しドメインを whois (1) してみると
殆どが Organization に exsr か skypia と書かれている様ですね。
ちなみに exsr も skypia も
検索すると
色々と出てきますね。
(どちらも結構有名みたいですが繋がってるんですかね)
追記
gTLD を変更する様ですね。 docomo の迷惑メイルは部分一致なので gTLD 無しの登録が良いかも?2014/07/14
2014/06/19
Amazon AWS 上でホスト情報を取得する
Amazon AWS で ELB + AutoScaling を利用している場合など、
IP アドレスが頻繁に変わってしまうので、
グローバルIP、プライベートIP を取得して一覧表示するスクリプト。
ホスト名は Name タグの Value に格納されている必要がある。
aws コマンドは EC2 インスタンスで Amazon Linux を起動した場合は
標準でインストールされている筈。
EC2 インスタンスに適切な role が設定されていれば aws はそのまま動作するが、
role が設定されていない場合でも設定する事で利用可能になる。
引数でホスト名 (Name タグで指定された値) が指定された場合、 デフォルトではグローバル IP のみを出力するが -p オプションでプライベートIP のみを表示する。
1#!/bin/sh 2 3# リージョン 4region="--region ap-northeast-1" 5# 出力はテキスト形式 6output="--output text" 7# 出力項目を指定 (ホスト名(=タグ)、インスタンスID、パブリックIP、プライベートIP 8base="--query Reservations[*].Instances[*]." 9# Name タグの値表示 10name="Tags[?Key==\`Name\`].Value," 11# インスタンスID、パブリックIP、プライベートIP 12default="${name}InstanceId,PublicIpAddress,PrivateIpAddress" 13# フィルタ指定 (running 状態のみ出力) 14filter="--filter Name=instance-state-name,Values=running" 15 16# aws コマンド 17aws="/usr/bin/aws ec2 describe-instances ${region} ${output}" 18 19# メイン関数 20function doit() 21{ 22 23 local _filter _query 24 25 if [ -n "${1}" ] 26 then 27 _filter="${filter} Name=tag:Name,Values=${1}" 28 _query=${base}[${3}${2}] 29 else 30 _filter=${filter} 31 _query=${base}[${default}] 32 fi 33 34 ${aws} ${_filter} ${_query} 35 36} 37 38# オプション解析 39if opt=`getopt p $*` 40then 41 set -- ${opt} 42 while [ -n "${1}" ] 43 do 44 case "${1}" in 45 -p ) 46 target=PrivateIpAddress;; 47 -- ) 48 shift 49 break;; 50 esac 51 shift 52 done 53else 54 echo "Usage: ${0##*/} [-p][host [... host]" 1>&2 55 exit 255 56fi 57 58if [ $# -eq 1 ] 59then 60 doit ${1} ${target:-PublicIpAddress} 61elif [ $# -gt 0 ] 62then 63 for i in $* 64 do 65 doit ${i} ${target:-PublicIpAddress} ${name} 66 done | awk '{ if(NR % 2) ip = $0; else printf "%s %s\n", $0, ip }' 67else 68 doit | awk '{ if(NR % 2) ip = $0; else printf "%s %s\n", $1, ip }' 69fi
2013/11/23 追記
複数ホスト名が指定された場合はホスト名も表示する様変更。2014/05/23
checkinstall で rpm パッケージの作成がエラーになる場合
rpm パッケージを手軽に作成するために checkinstall は非常に便利だが、 現行の checkinstall にはインストール対象となるソフトウェアに ファイルに対するシンボリックリンクが含まれると rpm パッケージが作成できなくなる不具合がある様だ。
この不具合は checkinstall が rpm パッケージ用の spec ファイルを生成する際に、 ターゲットとなるオブジェクトがディレクトリかシンボリックリンクなら 無条件にディレクトリと仮定して %dir と出力しているために発生している。 そのために、例えばインストール時に libhoge.so.X.Y を libhoge.so にシンボリックリンクする様なソフトウェアの rpm パッケージを作成しようとするとエラーとなってしまう。
そこでターゲットなるオブジェクトがシンボリックリンクの場合、
リンク先を確認してディレクトリだった場合のみ
%dir を出力する様にするパッチを作成した。
*** /usr/sbin/checkinstall~ 2014-05-21 12:29:30.000000000 +0900
--- /usr/sbin/checkinstall 2014-05-23 23:51:09.131081380 +0900
***************
*** 2428,2434 ****
# Prepare directories to be included in the .spec file
mv ${TMP_DIR}/newfiles ${TMP_DIR}/newfiles.tmp
cat ${TMP_DIR}/newfiles.tmp | while read line; do
! [ -d "${BUILD_DIR}/${line}" -o -L "${BUILD_DIR}/${line}" ] && echo -n "%dir " >> ${TMP_DIR}/newfiles
echo "\"/${line}\"" >> ${TMP_DIR}/newfiles
done
--- 2428,2435 ----
# Prepare directories to be included in the .spec file
mv ${TMP_DIR}/newfiles ${TMP_DIR}/newfiles.tmp
cat ${TMP_DIR}/newfiles.tmp | while read line; do
! [ -d "${BUILD_DIR}/${line}" ] && echo -n "%dir " >> ${TMP_DIR}/newfiles
! [ -L "${BUILD_DIR}/${line} -a -d `ls -l ${BUILD_DIR}/${line} | awk '$0=$NF'` ] && echo -n "%dir" >> ${TMP_DIR}/newfiles
echo "\"/${line}\"" >> ${TMP_DIR}/newfiles
done
/usr/sbin/checkinstall にこのパッチを適用する事で
シンボリックリンク先がディレクトリの場合のみ
%dir を出力する様に変更される。
シンボリックリンクがネストしている場合は正しく動作しないので
あくまでも暫定的なパッチだが、
取りあえず rpm パッケージを作成した場合にはそれなりに有用だと思う。
一応 checkinstall の配布元の bugzilla にはパッチを添えて報告してある。
ちなみに checkinstall で rpm の作成がエラーになる場合は 殆どが自動生成された spec ファイルが問題な場合なので、 --review-spec オプションを指定して checkinstall を実行する事で、 rpm パッケージの作成処理を実行する前に 自動生成された spec ファイルを編集できるので問題を回避できる事が多い。
# checkinstall --review-spec</i>
2014/05/22
Amazon Linux AMI 2014.03.1 (64bit) への checkinstall 導入
Amazon AWS の EC2 インスタンスで動作している Amazon Linux AMI 2014.03.1
(Linux ****** 3.10.40-50.136.amzn1.x86_64 #1 SMP Tue May 13 21:35:08 UTC 2014 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux) への
checkinstall の導入時にエラーとなった場合の対処方法。
Amazon AWS の EC2 インスタンスに checkinstall コマンドを導入しようとして、 ネットなどの情報に基づいて以下のコマンドを実行した所コンパイルエラーが発生した。
$ git clone http://checkinstall.izto.org/checkinstall.git $ cd checkinstall $ vi Makefile checkinstall checkinstallrc-dist installwatch/Makefile $ make : : make -C installwatch make[1]: ディレクトリ `/home/mitz/checkinstall/installwatch' に入ります gcc -Wall -c -D_GNU_SOURCE -DPIC -fPIC -D_REENTRANT -DVERSION=\"0.7.0beta7\" installwatch.c installwatch.c:2960:5: error: conflicting types for ‘readlink’ int readlink(const char *path,char *buf,size_t bufsiz) { ^ In file included from installwatch.c:41:0: /usr/include/unistd.h:831:16: note: previous declaration of ‘readlink’ was here extern ssize_t readlink (const char *__restrict __path, ^ installwatch.c:3098:5: error: conflicting types for ‘scandir’ int scandir( const char *dir,struct dirent ***namelist, ^ In file included from installwatch.c:49:0: /usr/include/dirent.h:255:12: note: previous declaration of ‘scandir’ was here extern int scandir (const char *__restrict __dir, ^ installwatch.c:3714:5: error: conflicting types for ‘scandir64’ int scandir64( const char *dir,struct dirent64 ***namelist, ^ In file included from installwatch.c:49:0: /usr/include/dirent.h:278:12: note: previous declaration of ‘scandir64’ was here extern int scandir64 (const char *__restrict __dir, ^ make[1]: *** [installwatch.o] エラー 1 make[1]: ディレクトリ `/home/mitz/checkinstall/installwatch' から出ます make: *** [all] エラー 2 $ざっと調べてみると glibc のバージョン情報を格納していると思われるマクロ GLIBC_MINOR の値が不正で readlink()、 及び内部で定義している scandir()、scandir64() のプロトタイプ宣言が正しく展開されていない様だったので、 他にもいくつか発生したコンパイルエラーを修正して 取りあえずコンパイルしてインストール可能なパッチを作成した。
本来は Amazon LINUX 上でも glibc のバージョンを正しく取得できる様にするべきなのだが、 諸処の事情でそこまで修正する余裕がないので暫定的な対策のみとなっている。
1diff -rc checkinstall/installwatch/installwatch.c checkinstall~/installwatch/installwatch.c 2*** checkinstall/installwatch/installwatch.c 2014-05-21 12:41:51.659879736 +0900 3--- checkinstall~/installwatch/installwatch.c 2014-05-21 12:41:16.107577033 +0900 4*************** 5*** 99,105 **** 6 static int (*true_xstat)(int,const char *,struct stat *); 7 static int (*true_lxstat)(int,const char *,struct stat *); 8 9! #if(GLIBC_MINOR >= 10) 10 11 static int (*true_scandir)( const char *,struct dirent ***, 12 int (*)(const struct dirent *), 13--- 99,105 ---- 14 static int (*true_xstat)(int,const char *,struct stat *); 15 static int (*true_lxstat)(int,const char *,struct stat *); 16 17! #if 1 18 19 static int (*true_scandir)( const char *,struct dirent ***, 20 int (*)(const struct dirent *), 21*************** 22*** 130,136 **** 23 static int (*true_open64)(const char *, int, ...); 24 static struct dirent64 *(*true_readdir64)(DIR *dir); 25 26! #if(GLIBC_MINOR >= 10) 27 static int (*true_scandir64)( const char *,struct dirent64 ***, 28 int (*)(const struct dirent64 *), 29 int (*)(const struct dirent64 **,const struct dirent64 **)); 30--- 130,136 ---- 31 static int (*true_open64)(const char *, int, ...); 32 static struct dirent64 *(*true_readdir64)(DIR *dir); 33 34! #if 1 35 static int (*true_scandir64)( const char *,struct dirent64 ***, 36 int (*)(const struct dirent64 *), 37 int (*)(const struct dirent64 **,const struct dirent64 **)); 38*************** 39*** 2545,2551 **** 40 } 41 42 FILE *fopen(const char *pathname, const char *mode) { 43! FILE *result; 44 instw_t instw; 45 int status=0; 46 47--- 2545,2551 ---- 48 } 49 50 FILE *fopen(const char *pathname, const char *mode) { 51! FILE *result = NULL; 52 instw_t instw; 53 int status=0; 54 55*************** 56*** 2956,2962 **** 57 return result; 58 } 59 60! #if (GLIBC_MINOR <= 4) 61 int readlink(const char *path,char *buf,size_t bufsiz) { 62 int result; 63 #else 64--- 2956,2962 ---- 65 return result; 66 } 67 68! #if 0 69 int readlink(const char *path,char *buf,size_t bufsiz) { 70 int result; 71 #else 72*************** 73*** 3096,3103 **** 74 } 75 76 int scandir( const char *dir,struct dirent ***namelist, 77! int (*select)(const struct dirent *), 78! #if (GLIBC_MINOR >= 10) 79 int (*compar)(const struct dirent **,const struct dirent **) ) { 80 #else 81 int (*compar)(const void *,const void *) ) { 82--- 3096,3103 ---- 83 } 84 85 int scandir( const char *dir,struct dirent ***namelist, 86! int (*filter)(const struct dirent *), 87! #if 1 88 int (*compar)(const struct dirent **,const struct dirent **) ) { 89 #else 90 int (*compar)(const void *,const void *) ) { 91*************** 92*** 3114,3124 **** 93 /* We were asked to work in "real" mode */ 94 if( !(__instw.gstatus & INSTW_INITIALIZED) || 95 !(__instw.gstatus & INSTW_OKWRAP) ) { 96! result=true_scandir(dir,namelist,select,compar); 97 return result; 98 } 99 100! result=true_scandir(dir,namelist,select,compar); 101 102 return result; 103 } 104--- 3114,3124 ---- 105 /* We were asked to work in "real" mode */ 106 if( !(__instw.gstatus & INSTW_INITIALIZED) || 107 !(__instw.gstatus & INSTW_OKWRAP) ) { 108! result=true_scandir(dir,namelist,filter,compar); 109 return result; 110 } 111 112! result=true_scandir(dir,namelist,filter,compar); 113 114 return result; 115 } 116*************** 117*** 3712,3719 **** 118 } 119 120 int scandir64( const char *dir,struct dirent64 ***namelist, 121! int (*select)(const struct dirent64 *), 122! #if (GLIBC_MINOR >= 10) 123 int (*compar)(const struct dirent64 **,const struct dirent64 **) ) { 124 #else 125 int (*compar)(const void *,const void *) ) { 126--- 3712,3719 ---- 127 } 128 129 int scandir64( const char *dir,struct dirent64 ***namelist, 130! int (*filter)(const struct dirent64 *), 131! #if 1 132 int (*compar)(const struct dirent64 **,const struct dirent64 **) ) { 133 #else 134 int (*compar)(const void *,const void *) ) { 135*************** 136*** 3730,3740 **** 137 /* We were asked to work in "real" mode */ 138 if( !(__instw.gstatus & INSTW_INITIALIZED) || 139 !(__instw.gstatus & INSTW_OKWRAP) ) { 140! result=true_scandir64(dir,namelist,select,compar); 141 return result; 142 } 143 144! result=true_scandir64(dir,namelist,select,compar); 145 146 return result; 147 } 148--- 3730,3740 ---- 149 /* We were asked to work in "real" mode */ 150 if( !(__instw.gstatus & INSTW_INITIALIZED) || 151 !(__instw.gstatus & INSTW_OKWRAP) ) { 152! result=true_scandir64(dir,namelist,filter,compar); 153 return result; 154 } 155 156! result=true_scandir64(dir,namelist,filter,compar); 157 158 return result; 159 }2014/05/22 に git clone した checkinstall のソースに このパッチを適用してコンパイル、動作する事は確認できている。
Amazon Linux で checkinstall の導入に困っている方の参考になればと思い公開してみる。


















