2016/03/05

Primus Omni Lite Ti

今回はコールマンではなく Primus 社の Omni Lite シリーズのチタンモデル Omni Lite Ti。
この製品は付属のジェットを交換する事でホワイトガソリン、無鉛ガソリン、ケロシン (灯油)、軽油をはじめとして OD 缶のガスまで利用できてしまう。 一般的に入手可能な燃料であれば何でも使えるので緊急時にはとても頼りになるストーブだ。
しかも本体はチタン製で折りたたみ可能なので、丈夫でかつ軽量コンパクトなストーブとなっていて普段から車に搭載して携行しても良い。

燃料側に燃料用バルブ、本体側に火力調整用のバルブがあるので火力調整も簡単に可能で炊飯も楽にできる (やはり美味しいご飯が炊けるのは大切)。
ガスで利用する場合は OD 缶をコネクタに接続して燃料側のバルブを開くだけですぐ着火するので、その後は本体側のバルブで火力調整を行う。
液体の燃料を利用する場合はコールマンと違って余熱が必要になるが、 それほど面倒ではないので「一種の儀式」と割り切って手間を愉しむのも良いと思う。
ただし燃焼音は非常に大きく轟音と言っても過言ではないレベルなので夜遅い時間のキャンプ場では使用をためらってしまう。

ジェットは

  1. ガス用
  2. ホワイトガソリン用
  3. ケロシン用
と3種類付属しているが、今の所ガスとホワイトガソリンではジェットを交換せずに利用できている。

Image: RIMG0829.JPG

液体燃料用のタンクを接続
Image: RIMG0831.JPG

チタン製の本体
Image: RIMG0832.JPG

OD 缶を接続

液体燃料での使用方法

点火
  1. タンクに燃料を入れてホースと連結する
  2. 20回程度ポンピングする
  3. タンクの ON の文字を上にして水平にする
  4. 燃料側のバルブを全開にする
  5. 本体側のバルブを半回転ほど回して数秒待ちバーナー下部のカップに燃料を補給する
  6. 点火する
  7. 40秒程度燃焼させると炎が弱くなるので本体側のバルブを開く
  8. 青い炎で燃焼すれば OK
  9. 赤や黄色い炎の場合は余熱が不足しているので本体側のバルブを閉じで余熱を続ける
消火
  1. タンクの OFF の文字を上にして水平にする
  2. 1分程度で自動で消火する
  3. 燃料側のバルブを全閉にする
  4. 本体側のバルブも全閉にする


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