2009/04/22
またまた架空請求
先ほど携帯電話のメイルアドレスに届いたメイル
以前届いた架空請求
と殆んど文面が変わっていないのが笑える。
From: chuodataline.XXXXXX@docomo.ne.jp
Subject: 【重要なお知らせ】
(株)中央データラインの並木と申します。
この度、お客様がご使用のPC、携帯端末より以前ご登録頂いた【総合情報サイト】から無料期間中に退会処理がされてない為に、登録料金が発生し現状未払いとなった状態のまま長期放置が続いております。
本通達から翌日の正午までにご連絡を頂けない場合、認可ネットワーク認証事業者センターを介入し、発信者端末電子名義認証を行い利用規約に伴い、お客様の身辺調査に入らせていただきます。
退会処理、料金の詳細につきましては下記までお問い合わせ下さい。
TEL03-6457-45XX
担当 並木
営業時間9:30〜19:00迄
尚、ご連絡なき場合明日の正午より手続き開始となりますのでご了承下さい。
相変わらずまともな日本語が書けないらしい…
というか、変な日本語のテンプレートを部分的に修正して送信しているんだろうけど、
まずは日本語の文章を修正しなさいと言いたい。
何度も言うけど「てにをは」位はちゃんとしてくれないと信憑性ゼロですよ。
ちゃんと社会参加しました。
2009/04/21
FreeBSD on type P
以前書いた通り、FreeBSD を type P にインストールしようとしても インストーラが途中で止ってしまうのでインストールできなかったが、 Software Design の 5月号の記事を参考にしたらとりあえずインストールできた。
インストールしたのは FreeBSD 8-current の 4/21 版。
VMware に 4GB の USB メモリを認識させた状態で 8-current の
CD から起動し、
インストール先として da0 を選択して
普通にインストールしただけの状態。
USB メモリを type P に装着して電源を入れ、
loader プロンプトで acpi 関係を disable 設定すると
途中までは起動するのだがカーネルが USB メモリを認識できない。
以前はそこで中断していたのだが
snd_hda をロードさせるのがポイントだった様だ。
OK set hint.acpi.0.disabled=1 OK set hint.apic.0.disabled=1 OK load snd_hda OK bootなぜサウンドが…
とりあえず起動できるところまでしか確認していないが、
今後時間をみて色々と試したいと思っている。
ちなみにコンソールに
interrupt storm detected on "irq5"; throttling interrupt sourceと延々と表示されるので、試しに
# sysctl hw.intr_storm_threshold=0とか実行してみたらいきなりハングしてしまった。
良くわかってないのに sysctl (8) を使うのは危険です(笑
2009/04/20
2009/04/14
Windows Xp のメインストリーム・サポートが終了
Windows Xp のメインストリームサポートが本日(4/14)で終了し、
以後は延長サポートになるとの事です。
使用している Windows 環境が数台の Windows 2000 を除いて
殆どが Windows Xp なので若干気になっていたのですが、
延長サポート扱いでもセキュリティパッチは提供されるとの事なので、
当面安心していても大丈夫なんでしょうかね。
Windows Xp が発表された 2001 年当時といえば、
FreeBSD では 4.4-RELEASE、RedHat Linux では 7.3 の頃なので、
非常に長生きしている OS ですね。
2009/04/09
POSIX.2 標準仕様のシェルによる変数展開
シェルスクリプトを作成する際に
シェル変数に値を代入したり参照したりする事は頻繁に発生するが、
シェル変数の展開にも便利な使い方がある。
basename (1) や dirname (1) と同様な動作が
シェルの組込みとして利用できるので資源の節約にもつながり、
上手に利用すると可読性の高いスクリプトが作成できる。
機能一覧
${parameter:-word} | デフォルト値への置換 |
${parameter:=word} | デフォルト値の代入 |
${parameter:?[word]} | 値の検査とエラー |
${parameter:+word} | 代替値の使用 |
${#parameter} | 文字列長の取得 |
${parameter%word} | 最短後置パターンの削除 |
${parameter%%word} | 最長後置パターンの削除 |
${parameter#word} | 最短前置パターンの削除 |
${parameter##word} | 最長前置パターンの削除 |
デフォルト値への置換
- ${parameter:-word}
${parameter} が NULL の場合 word に置換される。
$ echo ${foo} $ echo ${foo:-FOO} FOO $ echo ${foo} $ foo=BAR $ echo ${foo:-FOO} BAR
デフォルト値の代入
- ${parameter:=word}
${parameter} が NULL の場合 word に置換され、 かつ parameter に代入される。
$ echo ${foo} $ echo ${foo:=FOO} FOO $ echo ${foo} FOO $ echo ${foo:=BAR} FOO
値の検査とエラー
- ${parameter:?[word]}
${parameter} が NULL の場合 word が指定されていればその値を、 指定されていない場合はデフォルトの値を表示し、 非対話実行されているシェルをエラー終了させる。
$ echo ${foo} $ echo ${foo:?value not set} value not set
代替値の使用
- ${parameter:+word}
${parameter} が NULL 以外の場合 word に置換される
$ echo ${foo:+FOO} $ echo ${foo} $ foo=BAR $ echo ${foo} BAR $ echo ${foo:+FOO} FOO
文字列長の取得
- ${#parameter}
${parameter} の文字列としての長さに置換される
$ echo ${foo} $ echo ${#foo} 0 $ foo=FOO $ echo ${foo} FOO $ echo ${#foo} 3
最短後置パターンの削除
- ${parameter%word}
${parameter} の右から word で示されるパターンの最短部分を削除する
$ foo=/foo/bar/baz $ echo ${foo%/*} /foo/bar $ foo=foo.c $ echo ${foo%.*} foo $ foo=foo $ echo ${foo%.*} foo
最長後置パターンの削除
- ${parameter%%word}
${parameter} の右から word で示されるパターンの最長部分を削除する
$ foo=foo.example.com $ echo ${foo%%.*} foo $ foo=http://www.example.com:8888/ $ echo ${foo%%:*} http $ foo=foo $ echo ${foo%%.*} foo
最短前置パターンの削除
- ${parameter#word}
${parameter} の左から word で示されるパターンの最短部分を削除する
$ foo=foo.c $ echo ${foo#*.} c $ foo=foo.example.com $ echo ${foo#*.} example.com $ foo=foo $ echo ${foo#*.} foo
最長前置パターンの削除
- ${parameter##word}
${parameter} の左から word で示されるパターンの最長部分を削除する
$ foo=foo.example.com $ echo ${foo##*.} com $ foo=/foo/bar/baz $ echo ${foo##*/} baz $ foo=foo $ echo ${foo##*.} foo
2009/04/08
HP ProLiant ML110 G5 で FreeBSD 7.0-RELEASE を稼働させる
PCクラスの筐体でサーバとして稼働できる Hewlett-Packard 社の ProLiant ML110 G5 に FreeBSD 7.0-RELEASE をインストールしてみた。
ML110 G5 はマザーボードから IDE やパラレルポートといった
旧いインタフェイスが省略されている
所謂『レガシーフリー』なサーバなので、
当然光学ドライブも SATA 接続となる。
FreeBSD 7.0 では(一部の) SATA 接続光学ドライブとは相性が悪いので、
起動時のメニューで boot prompt を表示し、
"hw.ata.atapi_dma='0'" を指定すると、
スムーズにインストールできる様になる。
インストールした後は /boot/loader.conf に
以下の記述を追加しておくと自動で設定されて便利だ。
hw.ata.atapi_dma="0"
ML110 のマザーボードに搭載されている NIC は Broadcom 社の GbE だが、 型番が "NetXtreme BCM5722 Gigabit Ethernet PCIe" となっていて 標準のカーネルでは利用できないので、 インストールの際は CD からのインストールや USB 接続の NIC などを利用してインストールを済ませる。
インストール完了後、pciconf (8) を実行してみると チップセット ID が 0x165a となっているのが確認できた。
# pciconf -lv : : bge0@pci0:14:0:0: class=0x020000 card=0x7051103c chip=0x165a14e4 rev=0x00 hdr=0x00 vendor = 'Broadcom Corporation' device = 'NetXtreme BCM5722 Gigabit Ethernet PCIe' class = network subclass = ethernet
そこで以下のパッチを適用してカーネルの再構築を行ってみると 無事にギガビットイーサが利用できるようになる。
diff -cr /usr/src/sys.orig /usr/src/sys *** /usr/src/sys.orig/dev/bge/if_bge.c 2009-04-03 12:05:39.000000000 +0900 --- /usr/src.sys/dev/bge/if_bge.c 2009-04-02 12:51:46.000000000 +0900 *************** *** 169,174 **** --- 169,175 ---- { BCOM_VENDORID, BCOM_DEVICEID_BCM5715S }, { BCOM_VENDORID, BCOM_DEVICEID_BCM5720 }, { BCOM_VENDORID, BCOM_DEVICEID_BCM5721 }, + { BCOM_VENDORID, BCOM_DEVICEID_BCM5722 }, { BCOM_VENDORID, BCOM_DEVICEID_BCM5750 }, { BCOM_VENDORID, BCOM_DEVICEID_BCM5750M }, { BCOM_VENDORID, BCOM_DEVICEID_BCM5751 }, diff -cr bge.orig/if_bgereg.h bge/if_bgereg.h *** /usr/src/sys.orig/dev/bge/if_bgereg.h 2009-04-03 12:05:39.000000000 +0900 --- /usr/src/sys/dev/bge/if_bgereg.h 2009-04-02 12:51:13.000000000 +0900 *************** *** 2011,2016 **** --- 2011,2017 ---- #define BCOM_DEVICEID_BCM5715S 0x1679 #define BCOM_DEVICEID_BCM5720 0x1658 #define BCOM_DEVICEID_BCM5721 0x1659 + #define BCOM_DEVICEID_BCM5722 0x165A #define BCOM_DEVICEID_BCM5750 0x1676 #define BCOM_DEVICEID_BCM5750M 0x167C #define BCOM_DEVICEID_BCM5751 0x1677
ハードウェア構成にもよるがデュアルコアの Xeon は早くてなかなか快適だ。
2009/04/02
地デジカ
公式サイトが乗っ取られてるみたいですね。
素でやっているとしたら…まぁ、それはそれで(苦笑)
2009/04/30 追記
どうやら chidejika.jp は公式サイトではない様です。第三者が取得したドメインの様ですが… まぁ、本家の脇が甘すぎだという事には変わらないですが。
現在はトップの画像にぼかしが入ってる様ですね。
2009/03/31
Dual Head + KVM Switch + Synergy その3
ATEN の CS-1734A を入手したのでデスクトップ環境を変更してみた。
メインの生活環境となる FreeBSD マシンはビデオカードに
nVidia の GeForce 7300 を使用しているので、
Dual Head を活用して画面を VGA と DVI に出力している。
VGA 出力は CS-1734A 経由で正面の BENQ 24 インチメインディスプレイに繋がり、
- 生活環境としての FreeBSD
- あまり使う機会は少ないが何となく必要な Windows Xp Professional
- 使いやすさと美しさが最高な Mac OS X 10.5 Leopard
- 検証や Linux 独自の作業に必要な ubuntu
DVI 出力は メインディスプレイの右隣に設置してある
19 インチのサブディスプレイに直接接続しており、
常時 FreeBSD の画面を表示している。
コンソール使用時は双方に同じ内容が出力されているが、
X Window を起動するとそれぞれ独立した別のスクリーンとして動作できるので、
メインディスプレイに FreeBSD の画面以外が表示されている場合でも
サブディスプレイには FreeBSD の画面が表示されていて便利である。
勿論キーボードとマウスはそれぞれのスクリーンを透過的にアクセスできるので、
メインディスプレイにも FreeBSD の X Window が表示されている場合、
マウスカーソルはメインディスプレイの右側からサブディスプレイの左側にかけて
連続して移動する。
CS-1734A 経由で接続されているメインキーボード/マウス以外に、 FreeBSD マシンには BlueTooth 経由でサブキーボード/マウスも接続されているので、 メインディスプレイに FreeBSD が表示されていない (メインのキーボード/マウスが他の OS で利用されている)場合でも、 サブキーボード/マウスを利用してサブディスプレイ上に表示されている FreeBSD を操作する事が可能である。
更にサブディスプレイ上に表示されている X Window のスクリーンでは
synergy サーバが動作しており、
Windows Xp、Mac OS X、ubuntu がそれぞれ synergy クライアントとなっているので
各 OS 上でのコピー & ペーストが可能になっている。
ちなみにサブディスプレイ側でマウスカーソルを画面上部に移動すると Mac OS X、
画面下部に移動すると Windows Xp、画面右に移動すると ubuntu に
キーボードとマウスの対話権が移動する。
例えばメインディスプレイに Mac OS X が表示されている場合、
メインキーボード/マウスを操作するとメインディスプレイ上で
Mac OS X の操作ができ、
サブキーボード/マウスを操作するとサブディスプレイ上で
FreeBSD の操作ができるのだが、
サブディスプレイ上でサブマウスのカーソルを画面上部に移動すると、
メインディスプレイ上の Mac OS X の操作を
synergy 経由のサブキーボード/マウスでできてしまう。
文章で説明するのが困難な程複雑な仕組みになってしまった気がする。
複雑な仕組みになってしまったのでたまに混乱してしまう…
2009/03/30
ATEN CS-1734A + Logicool V450 Nano
職場で利用しているマウスが 10 年以上前に購入した有線マウスなので、
ワイヤレスで快適な環境を目指し Logicool の V450 Nano を購入した。
本日届いたので早速 CS-1734A の CONSOLE ポートに接続してみると…
マウスカーソルが縦方向にしか移動しない。
それぞれの OS が動作するハードウェアの USB ポートに V450 Nano の
レシーバを直接差し込むと当然ながら正常に動作しており、
CS-1734A につながっている FreBSD、Windows Xp、Leopard、Linux の
全てで同じ動作なので OS の問題ではなく KVM Switch の問題らしい。
USB マウスは CS-1734A(というか KVM Switch)との相性があるんですね…がっかり。
とりあえず CONSOLE ポートではなく裏面の USB HUB に接続したら動作した。
裏面の USB HUB は前面のスイッチを短くタッチした場合は
ディスプレイと連動しないので前面のスイッチを長押するか
ホットキーで切替える必要がある。
普段からホットキーのみで切替ているので良しとするか
追記
ディスプレイの切替のたびに USB マウスの挿抜が検出されてしまい、 FreeBSD は USB デバイスのエラーが発生してしまった。なので当面は V450 Nano は使用できない。