2010/06/01
アプリケイションを Dock に表示させない
通常のアプリケイションは起動すると
Dock にアプリケイションのアイコンが表示される。
これはこれで便利なのだが、
MacBook など画面が狭い場合は Dock が拡がりすぎるので邪魔になってしまう。
その様な場合は、アプリケイションの info.plist に
NSUIElement という Key を追加し、値に 1 を指定し
Dock を再起動するとアイコンが表示されなくなる。
Property List Edit で編集しても構わないが、
ターミナルから以下のコマンドを実行する事でも設定できる。
$ sudo defaults write アプリケイションのフルパス名/Contens/Info LSUIElement -string 1 $ sudo chmod 644 アプリケイションのフルパス名/Contens/Info.plist $ killall Dock元に戻したい場合は以下のコマンドを実行する。
$ sudo defaults delete アプリケイションのフルパス名/Contens/Info LSUIElement $ sudo chmod 644 アプリケイションのフルパス名/Contens/Info.plist $ killall Dock
plist の編集方法が判らない場合や、 ターミナルでコマンドを実行するのが嫌な場合は Make Invisible を利用しても同じ効果が得られると思う。
Dock ではなくデスクトップアイコンを非表示にする方法。
TimeMachine 用の HDD を接続するとデスクトップにアイコンが表示されるが、
以下のコマンドをターミナルから実行してログインしなおすと
アイコンが表示されなくなる。
$ chflags hidden /Volume/ボリューム名特定のボリュームアイコンのみを非表示にする場合に便利。
表示させたい場合は以下のコマンドを実行してログインしなおす。
$ chflags nohidden /Volume/ボリューム名
2010/05/25
Eye-Fi Pro X2
以前から気になっていた Eye-Fi だが、 RAW 画像転送とAd-hoc モードが搭載されたので 思い切って(という程ではないが)試してみた。
付属する Eye-Fi Helper というプログラムをインストールして、
Eye-Fi Pro X2 の初期設定を行う。
iPhoto への転送や ftp/ftps を利用した転送も可能な様だが、
とりあえずはコンピュータへの転送を試してみる。
Eye-Fi Pro X2 をデジタルカメラに入れて撮影してみると、
撮影したそばから自動で転送を始めている。
出先など無線 LAN の無い場所では普通の SD カードとして画像を記録し、
自宅に戻ってカメラの電源をいれたら勝手に転送してくれるので
非常に手軽で便利だ。
2010/05/23
2010/05/22
2010/05/16
rotring rapid PRO
予約していた rotring rapid PRO が本日届いた。
真鍮製のバレルで若干重めのシャープペンシルだが、
重量バランスが良いので長時間筆記していても疲れづらい。
軸の形状も角を丸めた六角形なので、
使っている時に手先に角がぶつかって気になる事もない。
本当はもう少し早く届く筈だったのだが、
例のアイルランドの火山噴火の影響からか、
注文した店舗への入荷が送れていたらしい。
届いた荷物にはお詫びの手紙と rotring Tikky の
シャープペンシルとボールペンのセットが同梱してあった。
天変地異が原因の遅延なので店舗の責任はまったくないと思うし、
多少到着が遅れた所で全然気にしていなかったのだが、
素晴らしい対応にとっても嬉しい気持ちになった。
購入した店舗はあえて記さないが、
今後文房具はなるべくここの店舗で購入しようと思う。
2010/05/13
ファイルの逆順出力
ファイルを逆順に出力したい事がたまにある。
FreeBSD の tail (1) には -r オプションがあって
ファイルを行単位で逆順に出力できるが、
これは POSIX.2 にはない拡張仕様なので汎用的ではない。
Linux では tac (1) (多分逆順に出力する cat だから tac)
というコマンドがインストールされている事もあるが、
これも POSIX.2 には存在せず
Linux でも標準ではインストールされていない場合がある。
ファイルの逆順を出力するなら ex (1) を利用して、
$ ex -s ファイル <<-FOF > g/^/mo0 > %p >EOFとするのが汎用的で良いと思う。
簡単に解説すると「行の先頭 (^) を 0 行目に移動(mo0)して、
全行を表示する(%p)」というコマンドを実行している。
行の先頭は全ての行に存在するので全ての行が処理対象になる。
各行を順番に 0 行目(1 行目の前の行なので先頭行)に移動するので、
結果としてファイルの内容が逆順に表示される。
2010/05/07
ディーラー車検
そろそろ車検なので近所のディーラーで見積もりを出してもらった。
ディーラーで車検というと「割高」というイメージが一般的であり、
自分自身もそう思っていたのだが、
実際に見積もりを出してもらうと以外な結果に驚いている。
目立った問題もなく、殊更気になる不具合もないうえ、
結構気に入っているので当分買い替える予定はない。
ただし、普段はほとんど整備らしい整備もしていないので、
7 年目の車検を迎えるにあたって一度ちゃんとメンテナンスをしようと思い、
それならばという事でディーラーに車検見積もりをお願いした次第。
ゴールデンウィーク中という事もあり、
結構賑わった店内で見積もりが出来るまで 30 分程度待たされたのだが、
出てきた見積もりは非常に納得できる内容だった。
主立った項目としては、
- 年式・及び走行距離から考えての V ベルト交換
- リアブレーキパッドの交換を含むブレーキ系統のリフレッシュ
- エアエレメントの交換
- エアコンフィルタの交換
- 必要な油脂類の交換作業
これらの項目に車検を受けるうえで最低限必要な下回りの洗浄等の工賃、 法定諸費用、税金、自賠責保険などの費用の合算金額が見積もり金額なのだが、 街のガソリンスタンドや大規模な自動車用品店と同程度の金額か、 場合によってはそれ以下の金額だったのに非常に驚いた。
車検に 2日を要するというデメリットはあるものの、 車検期間中は代車を無償で提供して貰えるという事であるし、 何よりもディーラーに作業をお願いするという安心感を考えると、 非常に reasonable な金額であると思う。
ちなみに、今回車検の見積もりを依頼したのは近所にあるディーラーで、 2年ほど前に転居してきて以来、初めて訪れた店舗であるので、 いわゆる「お得意様」だからの料金ではない。
2010/04/28
PDF Browser Plugin
Mac OS X の Firefox は、
標準の状態だと pdf ファイルを直接ブラウザで表示する事が出来ず、
一度ダウンロードしてから Preview などで表示する必要がある。
この「一度ダウンロードする」という操作は、
safari や他の OS 上で動作する Firefox などの様に
ブラウザのウインドウに直接表示される動作に慣れていると
非常に面倒に感じてしまう。
そこでお勧めなのが
PDF Browser Plugin。
このプラグインをインストールすると、
pdf ファイルが Firefox のウィンドウに直接表示される。
表示している pdf ファイルをローカルディスクにセーブしたり、
印刷したり、table of contents が表示出来たりと機能も豊富でとても便利。
非商用の個人利用の場合は無料で利用できるのも嬉しい。
通常の方法でインストールすると safari でも利用できる様になるのだが、
Snow Leopard のデフォルト状態で起動される safari は
64bit モードなので PDF Browser Plugin は動作しない様だ。
そこで暫定的ではあるが、標準でインストールされる
/Library/Internet Plug-Ins/PDF Browser Plugin.plugin を
Firefox のパッケージ内
(/Application/Firefox.app/Contents/MacOS/plugins/)に
移動すると Firefox だけで有効になり、
safari は従来通り Preview で pdf が表示できるようになる。
2010/04/20
FreeBSD 上で動作する md5sum コマンド
Linux との互換性で割と問題になるのが、
date (1) や ls (1) コマンドの引数の相違や、
FreeBSD の md5 (1) コマンドと
Linux の md5sum (1) コマンドとの動作の相違など。
特に md5 (1) コマンドは出力形式に互換性がないので、
FreeBSD 上で取得したハッシュ値を Linux 上で簡単に検証できない。
通常の対話的用途での使用はともかく、
スクリプト中で利用する場合などでは問題が発生してしまう。
これらは Ports から sysutils/coreutils を導入すると、
/usr/local/bin/gコマンド という名称
(例えば /usr/local/bin/gmd5sum)でインストールされるので、
ファイル名を調整したりシンボリックリンクを利用するなどして
ある程度は問題が吸収できるだろう。