2010/04/20
FreeBSD 上で動作する md5sum コマンド
Linux との互換性で割と問題になるのが、
date (1) や ls (1) コマンドの引数の相違や、
FreeBSD の md5 (1) コマンドと
Linux の md5sum (1) コマンドとの動作の相違など。
特に md5 (1) コマンドは出力形式に互換性がないので、
FreeBSD 上で取得したハッシュ値を Linux 上で簡単に検証できない。
通常の対話的用途での使用はともかく、
スクリプト中で利用する場合などでは問題が発生してしまう。
これらは Ports から sysutils/coreutils を導入すると、
/usr/local/bin/gコマンド という名称
(例えば /usr/local/bin/gmd5sum)でインストールされるので、
ファイル名を調整したりシンボリックリンクを利用するなどして
ある程度は問題が吸収できるだろう。