2009/07/03

ファイルのオーバーライド

通常のパイプ動作するフィルタコマンドでは 元ファイルを直接オーバライドできない。
例えば sort (1) の -o オプションの様に 元ファイルのオーバライド指定ができる (この動作をスポンジ動作というらしい)もの以外での処理について。

一番簡単で誰でも思いつくのが一時ファイルを利用するやりかた。

$ command < foo.dat > foo.new 
$ mv foo.new foo.dat
この方法だと command の実行中に割込が発生したりすると 一時ファイルが残ってしまい美しくない。

$ cat foo.dat | ( sleep 1; command > foo.dat)
この方法だと sleep (1) の時間がうっとおしく、 データ量や command の速度などによって失敗する場合もありうる。

$ (rm foo.dat; command > foo.dat) < foo.dat
若干判りづらいのだがこれで確実に成功する。
先行する rm (1) は必須である。 rm (1) がない場合は外側のシェルが '<' により O_RDONLYopen (2) するファイルと 内側のシェルが '>' により O_RDONLY|O_TRUNCopen (2) するファイルの inode が等しいので OS は同一ファイルと見做し、 command の標準入力は O_TRUC により truncate されたファイルとなってしまう。
対して rm (1) がある場合は外側のシェルが O_RDONLYopen (2) するファイルと 内側のシェルが O_RDONLY|O_TRUNCopen (2) するファイルの inode が異なるので O_TRUNC による truncate は影響を受けない。

2009/07/02

整体

先日より右肩に疼痛があったのだが、 ここ数日で腕が水平より上に上がらない程酷くなったので、 生まれて初めて整体を受けてきた。

とりあえず超音波マッサージと普通のマッサージを受けてきたのだが、 結構気持ちが良いので驚いた。
今まで肩こりとは無縁な生活だったので、 マッサージといえば美容院などで軽く肩をもまれる程度しか知らなかったのだが、 整体で受けるマッサージはそれとは全然別次元のもので素晴らしい。
新たな世界を発見した様でお得な気分。

2009/07/01

Portable Audio

オヤイデ電気から HPC-X35 が届いたので記念撮影

Image: IMG_2167.JPG


iPod nano 4G & Pailiccs iPod line out connector & iBasso T4 Portable Headphone Amplifier & Oyaide HPC-X35 & AKG K240 Mk II

AKG のヘッドフォンはセルフアジャスト機能という 装着するだけで自動的に位置が調整できる機能が秀逸で、 これに慣れると自分で調整する普通のヘッドフォンが面倒になってしまう程快適。
ただし標準で付属するケーブルはストレート3m と コイル 5m という ポータブル用途には長すぎるケーブルなので、 1.3m というケーブルの長さだけで HPC-X35 を選んだ。
高品質とかあまり気にしていなかったが、 聞き比べてみると何となく違いがある(気がする)。

2009/06/30

EF 28-135mm F3.5-5.6 IS USM

オークションで EF 28-135mm の IS レンズを入手した。
フィルター径 72mm のレンズは Kiss に装着するとさすがに大きく、 本体よりもレンズの方が目立ってしまう感じ。

Image: IMG_2156.JPG


EF 50mm F1.4 USM と EF 28-135mm F3.5-5.6 IS USM

念願の IS IMAGE STABILIZERスゴイの一言につきる。
シャッタースピード 3 段分程度の補正効果があるという IS は 確かに効果満点。
室内でストロボを発光させずに IS on / off で試し撮りを繰り返してみると、 カメラの小さなモニターで見てもはっきり判る程の手ぶれ補正効果に驚き。
しかも 28-135mm なので屋外での撮影は殆どこれ一本でまかなえるから、 少なめの荷物で出かける時など最適のレンズではないだろうか。

薄暗い室内や夕方の公園などの撮影に威力を発揮しそうで楽しみだ。

2009/06/29

AKG K240 MkII

週末自宅を開けていたので K240 MkII にピンクノイズを流し続けてみた。

完全とは言わないがエージングが随分と進んでいる感じで嬉しい。
自分にとって標準となる位によく聴く何曲かを ほんの少々大きめの音量で聴いてみると違いが判る(気がする)

iBasso T4 のバーンインもしなくちゃ…

2009/06/18

SIGPIPE

  1#!/bin/sh
  2    :
  3if ${any_command} | grep -q "${word}"
  4then
  5    :
    

linux 上で実行しているこの様なシェルスクリプトの ${any_commnand} がたまに異常終了している事がある。
気になって調べてみると SIGPIPE を受信してエラー終了している様だ。
grep (1) のマニュアルを調べてみると

Exit immediately with zero status if any match is found, even if an error was detected.

man grep



と明記してあるので grep (1) が先に終了してしまったので、 ${any_command} に SIGPIPE が送信されているらしい。

スクリプト中で grep -q は割と多用すると思うが、 こんな落とし穴もあるので気をつけなくては。
そもそも grep (1) なんてよく使うコマンドだから かえってマニュアルを熟読しないだろうし、 だからこの様な BUG が潜む原因にもなっていると思う。
というか実は常識的な話だったりする?

2009/06/17

太陽のたまご♪

今年も素敵な季節がやって来ました。
恒例の(と言っても2回目ですが)宮崎産の完熟マンゴー食べちゃいました。
くしくも去年と同じ 6月17日

Image: IMG_2113.JPG

相変わらず超美味しいっ!

2009/06/16

AKG K240 MkII + iBasso T4

職場のウシロの人の影響ではないが、 久々に沼にズブズブとはまりそうな悪寒予感が…

AKG の K240 MkII はまだまだエージングも済んでいない (というか数時間程度しかならしてない)ので何とも言えないのだが、 今まで愛用してきた audio-technica の ATH-EM9r とは全く異質のサウンドだ。
通勤時に利用している第2世代の iPod nano ではさすがに出力不足なので、 ついでに iBasso の T4 という Portable Head Phone Amp を併用してみる。
K240 自体 Studio Monitor という性格だという事と相まって、 低域から高音域まで良い感じに解像度がくっきりする感じがする。
これはエージングが楽しみだな。

以下、現状で把握している問題点

  • 会社への往復に1時間程度歩いているが、さすがに耳が蒸れてしまう
  • 大きめの開放型ヘッドフォンなので K240 を装着して歩く姿は異様である

2009/06/08

ubuntu 9.04

ubuntu linux 9.04 用の psb ドライバが公開されたので、 USB ドライブにインストールした ubuntu を 9.04 にしてみる。
とは言え元々インストールしてある ubuntu 8.04 を 丸ごと dd (1) でバックアップしてから、 フォーマットして新規インストールしたのだが…。
例によって Core 2 Duo を搭載したデスクトップパソコンに USB ドライブを装着して一気にインストール作業から 必要なアップデートまで実施する。

8.04 とは異なり内蔵の無線LANがいきなり認識されて普通に通信できた。
psb ドライバも多少の設定をするだけ何の問題もなくインストールでき、 再起動したら 1600x768 という変態解像度で綺麗に表示されている。
拍子抜けする程簡単で驚きを禁じ得ない。

一つ注意するべきなのは Grub で splash を利用すると ログイン時にパスワードを入力してから無限ループ(?)してしまう事。
必ず /boot/grub/menu.list で "nosplash" 指定すること。

2009/06/04

Windows Xp

ソニーが夏モデルで Windows Xp 版を追加したので、 Windows Xp 用のドライバが公式サイトよりダウンロード可能となった。
ネットで色々な情報が公開されているので、 すでに Windows Xp 化して動作しているのだが、 せっかくメーカがドライバやユーティリティを公開してくれたので、 メイカー純正の(?)ドライバを利用して Windows Xp を再インストールしてみた。

ソニーが配布しているドライバは Windows Xp ServicePack 3 が インストールされている事が前提条件となるので、 Windows Xp をインストールしたら、 ネットワークドライバだけをまずインストールして Windows Update で ServicePack 3 を適用する。
その後はほぼ全自動でドライバのインストールが進んでいき、 1時間程度で殆んどの機能が利用できる VAIO type P の完成である。

ただし、このままではノイズキャンセリグ機能とインスタントモードが利用できないので、 初期状態の Windows VISTA のリカバリディスクより上記 2 機能のドライバ・ ユーティリティをインストールする。
更に、全てのドライバやユーティリティがインストールされてしまう様なので、 SSD 版では不要な HDD プロテクションや WWAN ユーティリティなどは 削除しておく方がよいだろう。

今まで利用できなかった省電力の設定など一部の機能が利用できる様になったのは さすがにメイカーの配布するドライバならではと言った感じだろうか?


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