2010/02/24
画像データの表示枠
画像データに影(ドロップシャドウ)を付けてみる。
検索するとドロップシャドウ用の画像データを用意しておき
背景画像として表示する方法が一般的な様なのだが、
画像の枠のために背景画像を用意するのも面倒だったので、
css だけを利用して簡易的なドロップシャドウ風の見た目を実現してみた。
画像を利用したドロップシャドウと比べると グラデーションなどもなく地味だとは思うのだが、 簡単に実現でき、しかも画像データがないので多少は軽いと思う。
1<div class='shadow'> <!-- 影 --> 2 <div class='images'> <!-- 画像枠 --> 3 <img src='画像ファイル' ... > 4 </div> 5</div>画像データは2重の <div> タグで囲む。 内側の <div> タグで画像の周囲の白い縁を表現してあり、 外側の <div> タグで影を表現している。
画像を上方向、左方向にずらす事でドロップシャドウの効果をだしている。
1.shadow { 2 background: #bcbdc2; /* 影の色 */ 3 float: left; /* 回り込みの制御 */ 4} 5 6.images { 7 position: relative; 8 top: -4px; /* 画像を上に 4px 移動 */ 9 left: -3px; /* 画像を左に 3px 移動 */ 10 padding: 4px; /* 画像の縁の幅 */ 11 background: #fffff0; /* 画像の縁の色 */ 12 border: 1px solid #999999; /* 画像の縁の枠線の色 */ 13}
2010/02/23
Time Capsule
今まで TimeMachine のバックアップ先として使用していた ハードディスクの動作が若干不安定になりつつあり、 IEEE 802.11n に対応した高速な無線LANも利用したかったので、 この際と思い Time Capsule MC343J/A を導入した。
開梱して自宅内のLANに接続したら
AirMac ユーティリティを起動して多少の設定をするだけで、
拍子抜けする程簡単に繋がってしまった。
早速 TimeMachine を起動してバックアップを開始すると、
IEEE 802.11n だけあって今までの倍以上の速度でデータ転送している。
初回バックアップは有線LANで接続して実行する事が推奨されているが、
折角なので速度を体感するために敢えて無線LANでバックアップしてみたが
十分に早さを実感する事ができた。
TimeMachine のバックアップ先としては勿論、
IEEE 802.11n に対応した無線LANのアクセスポイント、
Windows 共有できる NAS、更にはプリントサーバとしても利用できる事を考えると
案外格安なのかも知れない。
そう思えてしまう所が既に Apple に毒されているのだろうか?
2010/02/22
SnowTunes
作者である Guillaume Campagna 氏が
開発を完全に中止
し Open Source 化されていた iLeopard だが、
最近、iLeopard の要素を取入れつつ新しいテーマとした
SnowTunesがリリースされた。
iTunes 9 で採用されている白っぽいタイトルバーに合わせたテーマなので、
そちらの色使いが好みの場合は iLeopard に替る選択肢の一つとして良いかも?
個人的には旧来の iTunes 8 が採用している
グレー系のタイトルバーが好みなので、
いまだに iLeopard を愛用している。
ちなみに iTunes は MacThemes で公開されている
It's just iTunes 8 but we love it
を利用して iTunes 8 風の外観に変更している。
(多分)完全に iTunes 8 の外観を再現しているのでなかなかいい感じ。
2010/02/15
2010/02/12
WS-Slideshow
Flash を使った格好良い見栄えのスライドショーが
簡単に設置できる
WS-Slideshow というソフトウェアがある。
個人的用途や非商用用途では無料で利用可能であり、
高機能で、しかもある程度のカスタマイズも可能なので利用させて貰っている。
その WS-Slideshow で写真を表示するためには
表示する写真の一覧を xml 形式のファイルで指定する必要があるので、
xml ファイルを作成するシェルスクリプトを作ってみた。
画像のあるディレクトリで実行すると
slides.xml という名前で xml ファイルが作成されるので、
WS-Slideshow に作成された xml ファイルを指定する事でアルバムが表示される。
各自の環境に合わせて多少の修正は必要となる可能性があるが、
SW-Slideshow によるスライドを簡単に作成するための
手助けの一つとなれば嬉しい。
2010/02/10
ディスプレイカードの温度表示
ディスプレイカードの温度上昇が原因と思われる
表示不正が稀に発生するので、
ディスプレイカードの温度を取得して表示してみた。
取得した温度は普段利用しているデスクトップ環境で常時表示している
GKrellM (1)
のセンサー表示部分に多少無理やり表示してしまう事にする。
GKrellM (1) は mbmon (1) をデーモンとして起動しておくと
mbmon (1) から取得した3種類の温度を表示できるので、
mbmon (1) を改造して3番目の温度を
ディスプレイカードの温度に変更してしまうというのが
「多少無理やり」な方法だ。
ディスプレイカードに nVidia の GeForce を使用しているので、
温度は nvidia-settings (1) の
--query オプションを利用すると取得できる。
まずは mbmon (1) のソースを改造し
nvidia-settings (1) を popen (3) で呼び出してみると
確にディスプレイカードの温度は取得できるのだが、
温度取得のたびに nvidia-settings (1) コマンドが起動されるので
システムリソースに負荷がかかり過ぎてしまう。
そこで nvidia-settings (1) のソースに付属している
サンプルプログラムを調べてみると、
割と簡単にディスプレイカードの温度を取得できる事が判ったので
mbmon (1) から直接ディスプレイカードの温度を取得する。
まずは、必要となる NVCtrl.h、NVCtrlLib.h、
libXNVCtrl.a の3ファイルを準備するために、
nvidia-settings をコンパイルする。
ports/x11/nvidia-settings で make (1) を実行すると、
ports/x11/nvidia-settings/work/nvidia-settings-1.0/src/libXNVCtrl
に上記3ファイルが作成される。
次に mbmon (1) を修正してプログラムをインストールする。
ports/sysutils/mbmon ディレクトリで
make configure まで実行した後で以下のパッチを適用し、
上記3ファイルを prts/sysutils/mbmon/work/xmbmon205にコピーして
make (1)すると
ディスプレイカードの温度を取得できる mbmon (1) ができる。
この mbmon (1) をデーモンとして起動すると
GKrellM (1) のセンサー表示部分の
温度表示の 3番目にディスプレイカードの温度が表示できる。
diff -rcN xmbmon205.orig/Makefile xmbmon205/Makefile *** xmbmon205.orig/Makefile 2010-02-10 15:42:38.000000000 +0900 --- xmbmon205/Makefile 2010-02-10 15:45:16.000000000 +0900 *************** *** 25,30 **** --- 25,34 ---- LIBS= -lm LIBSX=$(LIBS) -L/usr/X11R6/lib -lXt -lSM -lICE -lX11 + INCLUDES+= -I. -I/usr/X11R6/include + LIBS+= -L. -lXNVCtrl -L/usr/X11R6/lib -lXext -lX11 + DEFS+= -DNVHACK + #CC=/compat/linux/usr/bin/gcc CC=cc CFLAGS+=$(INCLUDES) $(DEFS) diff -rcN xmbmon205.orig/mbmon.c xmbmon205/mbmon.c *** xmbmon205.orig/mbmon.c 2010-02-10 15:31:52.000000000 +0900 --- xmbmon205/mbmon.c 2010-02-10 15:17:02.000000000 +0900 *************** *** 36,41 **** --- 36,47 ---- # include <sys/sysctl.h> #endif + #ifdef NVHACK + #include <X11/Xlib.h> + #include "NVCtrl.h" + #include "NVCtrlLib.h" + #endif + #include "mbmon.h" static const char *MyName = "mbmon"; *************** *** 510,515 **** --- 516,536 ---- getTemp(&temp1, &temp2, &temp3); + #ifdef NVHACK + { + + Display *dpy; + int temp; + + if((dpy = XOpenDisplay(NULL))){ + if(XNVCTRLQueryAttribute(dpy, 0, 0, NV_CTRL_GPU_CORE_TEMPERATURE, &temp)) + temp3 = temp; + XCloseDisplay(dpy); + } + + } + #endif + /* get fan speeds */ getFanSp(&rot1, &rot2, &rot3);
2010/02/08
ナウなヤングに大人気! 巷で話題のマルウェア添付メイル
本日届いたマルウェア添付メイル。
日本発の携帯電話向け詐欺メイルに比べると、
なかなか気の利いた脅し文句が素敵です。
世間では違法ダウンロードが後を絶たない様なので、
身に覚えのある人はついつい信じてしまいそうな脅かし方です。
しかも日本では今年1月からダウンロード違法化法案が施行されたばかりなので
更に効果抜群かも?
日本の迷惑メイル送信者もこのセンスを是非見習って欲しいモノです(違。
From: "ICS Monitoring Team" <XXXX@bsdhack.org>
To: <XXXX@bsdhack.org>
Subject: Your internet access is going to get suspended
Date: Mon, 8 Feb 2010 13:38:29 +0000
Your internet access is going to get suspended
The Internet Service Provider Consorcium was made to protect the rights of software authors, artists.
We conduct regular wiretapping on our networks, to monitor criminal acts.
We are aware of your illegal activities on the internet wich were originating from
You can check the report of your activities in the past 6 month that we have attached. We strongly advise you to stop your activities regarding the illegal downloading of copyrighted material of your internet access will be suspended.
Sincerely
ICS Monitoring Team
惜しむらくは From: アドレスが To: と同じだって事ですかね。
これが From: XXX@ics.org とかになっていて、
ヘッダもそれなりに ics.org なる団体からの情報であれば
結構信憑性が高いかも?
まぁ、report.zip という添付ファイルの中身が
report.exe という時点でバレバレなんですがね。
それにしても「認証ネットワーク事業者センター」とか
「The Internet Sevice Provider Consorcium」とか怪しげな名称の「機関」を
でっちあげるのは洋の東西を問わず人気な手法らしいですね。
何となくソレっぽい団体の名前を出すと
信憑性が高くなると考えているのでしょうけど、
今時はインターネットで検索したらすぐに嘘だとばれてしまうので、
却って信憑性を下げていると思うのですが…どうなんでしょうね。