2009/09/03
MacVim-Kaoriya
今まで香り屋さんが配布している
Vim 6.2 を利用していたが、
Snow Leopard の導入をきっかけとして
GoogleCode から取得可能な
「香り屋さんのパッチ適用済み MacVim」に変更してみた。
vi としての使い勝手は基本的に従来通りなのだが、
特に嬉しい機能が外部エディタをコールする bundle が付属する事。
この bundle は MacVim の「環境設定」の「連携」から
「インストール」ボタンをクリックするとインストールされる。
この bundle をインストールすると、
例えば Mail.app の返信画面の「編集」メニューに
「Edit in MacVim...」という項目が追加されるので、
コマンド+A で全選択したのち
シフト+コントロール+コマンド+Eを押せば
MacVimでメールを編集できる。
これは 肘から先が vi のキーバインドと一体化している人にとっては
非常に嬉しい機能だ。
ちなみにショートカットキーは「システム環境設定」の
「キーボード」パネルの「キーボードショートカット」から
任意の組み合わせに変更可能である。
欲を言えば返信画面を開いた時点で自動で上の機能が有効になると嬉しいのだが…
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vim はバージョンを重ねる毎に余計な機能が増えすぎる気がする。
まぁ、ソフトウェアの正常進化と言えばその通りなのだが、
古くからの vi 使いには機能の多さに辟易してしまう。
なるべく表示をシンプルにし、機能を絞った .gvimrcを晒してみる。
1" 標準プラグイン(大きなお世話だ)の括弧マッチ機能を無効にする 2NoMatchParen 3" 構文ハイライトを無効にする 4syntax off 5" ツールバーを表示しない 6set guioptions-=T 7" フォント指定 8set guifont=Osaka-Mono:h16 9" カーソルの点滅を抑止 10set guicursor=a:blinkon0 11" インデントや行末を BS で削除可能とする 12set backspace=indent,eol,start 13" バックアップファイルは作成しない 14set nobackup 15" 検索文字列の大文字小文字を無視する 16set ignorecase 17" 検索文字列に大文字が含まれる場合は case sencitive な検索を実行 18set smartcase 19" 検索時にファイル末尾からファイル先頭に wrap する 20set wrapscan 21" インクリメンタルサーチを無効にする 22set noincsearch 23" 検索文字列の強調表示を無効にする 24set nohlsearch 25" ウィンドウタイトル変更機能を無効にする 26set notitle 27" コマンドの表示機能を無効にする 28set noshowcmd 29" 括弧マッチ機能を無効にする 30set noshowmatch 31" ステータス行の表示を抑止する(emacs じゃない) 32set laststatus=0 33" 行追加した時に直上の行のインデントを継承する 34set autoindent 35" タブストップは 4バイト幅 36set tabstop=4 37" バッファ中でもタブストップは 4バイト幅 38set softtabstop=4 39" インデント幅も 4バイト幅 40set shiftwidth=4 41" 起動時のメッセージを抑止 42set shortmess+=I 43" wrapscan メッセージを抑止 44set shortmess+=s 45" ファイル書込時のメッセージを抑止 46set shortmess+=W 47" ファイルの行数/文字数メッセージを標準的な形式に 48set shortmess-=l 49" 色指定 50hi Normal guifg=#ffebcd guibg=#464646 51hi NonText ctermfg=NONE guifg=#ffebcd guibg=#464646 52hi Cursor guifg=#464646 guibg=#ffebcd 53hi CursorIM guifg=#464646 guibg=#ffebcd 54hi Question guifg=#ffebcd guibg=#464646 55hi ModeMsg guifg=#ffebcd guibg=#464646 56hi MoreMsg guifg=#ffebcd guibg=#464646 57hi WarningMsg guifg=#ffebcd guibg=#464646 58hi ErrorMsg guifg=#ffebcd guibg=#464646