2008/11/19
NTFS-3G
BootCamp を利用して Windows とデュアルブートの環境を構築している場合、 Leopard 標準のドライバだと NTFS でフォーマットされたハードディスクには 読み込みのみしかアクセスできないので何かと不便である。
しかし MacFuse と NTFS-3G を利用すると NTFS でフォーマットされたディスクにも
何の問題もなく書き込みができるので便利である。
MacFuse も NTFS-3G も公式サイトではバイナリも配布されているが、
MacPort からも簡単にインストールできる。
NTFS-3G を利用するためには既に Leopard によってマウントされてる
NTFS のディスクのマウントを解除した後で NTFS-3G によるマウントを実施する。
$ sudo port install ntfs-3g # MacPort から ntfs-3g をインストール(依存関係で FuseFS もインストールされる) 〜FuseFS を利用するためにここで再起動する〜 $ /usr/sbin/diskutil list # 現在マウントされているボリュームを表示しデバイス名を確認しておく : 3: Microsoft Basic Data Windows Xp 64.9 Gi disk0s3 $ mkdir -p /Volumes/NTFS # 最初の1度だけマウントポイントとなるディレクトリを作成する $ /usr/sbin/diskutil umount disk0s3 # Leopard によって既にマウントされているディスクのマウントを解除する $ sudo /usr/local/bin/ntfs-3g /dev/disk0s3 /Volume/NTFS -o volume=NTFS,default_permissions,locale=ja_JP.UTF-8,uid=UID,gid=GIDntfs-3g コマンドのオプションに uid、gid を指定すると マウントされたディスクに含まれるファイルやディレクトリの オーナ、グループを指定できる。
アクセスは非常に遅いが NTFS パーティションに書き込みできるのは嬉しい。