2008/10/29

QuickLook と日本語

QuickLook によるテキストファイルの表示で、 日本語のファイルが文字化けしたり表示できなかったりする原因の一つに、 ファイルの拡張属性にエンコーディング情報が格納されているかどうかがある。
ターミナルを起動して xattr を実行すると エンコーディング情報が格納されているか確認できる。
$ xattr -p com.apple.TextEncoding ファイル
No such xattr: com.apple.TextEncoding

この様な結果の場合、 エンコーディング情報が格納されていないので QuickLook で表示できない事があるが、

$ xattr -p com.apple.TextEncoding ファイル
SHIFT_JIS;2561

この場合だと、殆ど QuickLook で表示できる様だ。

標準のテキストエディットでファイルを一度開いた後で セーブすればファイルの拡張属性にエンコーディング情報は格納されるが、 xattr コマンドを利用しても格納できる。

$ xattr -w com.apple.TextEnvoding "エンコーディング情報" ファイル

もっぱら利用する TextEncoding の値を表にする。
ASCII MACINTOSH;0
EUC-JP EUC-JP;2361
MS漢字コード SHIFT_JIS;2561
JIS ISO-2022-JP;2080
UTF-8 UTF-8;134217984
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