2010/04/28
PDF Browser Plugin
Mac OS X の Firefox は、
標準の状態だと pdf ファイルを直接ブラウザで表示する事が出来ず、
一度ダウンロードしてから Preview などで表示する必要がある。
この「一度ダウンロードする」という操作は、
safari や他の OS 上で動作する Firefox などの様に
ブラウザのウインドウに直接表示される動作に慣れていると
非常に面倒に感じてしまう。
そこでお勧めなのが
PDF Browser Plugin。
このプラグインをインストールすると、
pdf ファイルが Firefox のウィンドウに直接表示される。
表示している pdf ファイルをローカルディスクにセーブしたり、
印刷したり、table of contents が表示出来たりと機能も豊富でとても便利。
非商用の個人利用の場合は無料で利用できるのも嬉しい。
通常の方法でインストールすると safari でも利用できる様になるのだが、
Snow Leopard のデフォルト状態で起動される safari は
64bit モードなので PDF Browser Plugin は動作しない様だ。
そこで暫定的ではあるが、標準でインストールされる
/Library/Internet Plug-Ins/PDF Browser Plugin.plugin を
Firefox のパッケージ内
(/Application/Firefox.app/Contents/MacOS/plugins/)に
移動すると Firefox だけで有効になり、
safari は従来通り Preview で pdf が表示できるようになる。
2010/04/20
FreeBSD 上で動作する md5sum コマンド
Linux との互換性で割と問題になるのが、
date (1) や ls (1) コマンドの引数の相違や、
FreeBSD の md5 (1) コマンドと
Linux の md5sum (1) コマンドとの動作の相違など。
特に md5 (1) コマンドは出力形式に互換性がないので、
FreeBSD 上で取得したハッシュ値を Linux 上で簡単に検証できない。
通常の対話的用途での使用はともかく、
スクリプト中で利用する場合などでは問題が発生してしまう。
これらは Ports から sysutils/coreutils を導入すると、
/usr/local/bin/gコマンド という名称
(例えば /usr/local/bin/gmd5sum)でインストールされるので、
ファイル名を調整したりシンボリックリンクを利用するなどして
ある程度は問題が吸収できるだろう。