Sep 09, 2011

Bowers & Wilkins C5

普段使いのヘッドフォンのケーブルが断線してしまったので、 発表されたばかりの Bowers & Wilkins 初のカナル型ヘッドフォン C5 を 試聴もしないまま購入する事にした。 購入時は日本未発売で円高の後押しもあったのでアメリカから個人輸入したのだが、 国内で購入するよりは随分と安く済んだ。
故障時の保証や言葉の問題など、 海外から直接個人輸入する事にはデメリットもあるので万人に勧められはしないが、 金額以外のメリットを享受できる場合もあるので 悪くない選択肢の一つだとはおもう。

Image: RIMG0352.JPG

そこそこ高級感のあるパッケージ

新品の状態で聴いてみた印象は音場は結構広がりがある感じだが、 新品故の固さというかドンシャリ感が強い感じ。
とは言っても聴き疲れするタイプの音質ではないし、 今の段階でも上品な感じの低音がしっかり鳴っているので、 今後のエージングに期待してみる。

Image: RIMG0358.JPG

マイクロ多孔質フィルタとセキュアループ

外観の特徴にもなっている筐体外側のマイクロ多孔質フィルターの効果なのか 装着した時の耳への圧迫感が随分軽減されていて、 カナル型なのにも関わらず長時間装着していても苦にならない快適さだと思う。
もう一つ特徴的な外観を形成しているセキュア・ループ・デザインは、 耳たぶの内側にあてる事で装着時のフィット感を高める造りとなっている。 簡単にサイズも調節可能だし見た目も特徴的なので悪くない。
ケーブルの途中に組み込まれたリモコンは 手持ちの iPod や MacBook Pro の iTunes を操作できるので意外と便利だ。
リモコンはボタンが 3 個なので 再生・停止とボリューム操作だけだと思っていたのだが、 ちゃんとマニュアルを読むと 2 回クリックで次の曲、 3 回クリックで前の曲へのスキップも可能だった。

ピンクノイズなどで暫くエージングした後も第一印象とそうは変わらない感じだが、 固めにドンシャリと響いていたカドが丸まったと思う。 上品に響く低音と抜けの良い高音、それから広い音場とあいまって とても優しく聴き疲れしない良質な音になっていると思う。

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