2013/02/20

xBackup のバックアップデータを自動転送する

cydia 経由でインストールしたアプリケイションをバックアップするために xBackup を導入したのだが、 xBackup はバックアップしたデータを自動では転送できない。
そのままではバックアップデータが iPhone の中にしか存在しないので GoodReader を利用して iTunes による sync の際に自動で転送される様に設定した。

バックアップ格納先ディレクトリの作成
GoodReader で『マイドキュメント』フォルダに バックアップデータを格納するフォルダ 『Backups』を作成する。
バックアップ元フォルダの確認
Mobile Terminal を利用して GoodReader の ドキュメントフォルダのパスを確認する。
ドキュメントフォルダは /var/mobile/Applications/ランダムな文字列/Documets に存在しているので ls などを利用してランダムな文字列 を確認する。
シンボリックリンクの作成
ドキュメントフォルダに先ほど作成した 『Backups』 フォルダがある事を確認したら、 xBackup のバックアップ作成ディレクトリを作成して シンボリックリンクを作成する。
$ mkdir /var/mobile/Library/xBackup
$ ln -s /var/mobile/Applications/ランダムな文字列/Documents/Backups /var/mobile/Library/xBackup/Backups
            
バックアップの作成
xBackup を起動してバックアップを作成する。
バックアップの保存
バックアップが完了したら iPhone を接続して iTunes を起動する。
iTune の『デバイス→App』から ファイル共有の『GoodReader』を選択すると GoodReader の書類一覧に Backups が表示されるので 『保存先…』ボタンをクリックして保存先を設定して同期すれば、 指定した保存先に xBackup のバックアップデータが保存される。

ここに書いてある事は多少なりとも専門的な知識を要す内容です。
cydia って何? 」「Mobile Terminal って何?」 「シンボリックリンクって何?」と思われる方は試さない方が良いと思います。

ここに書かれている事を試された際に何が起こっても私は責任を取れません。
あくまでも自己責任だという事を理解された上でお試し下さい。

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