Jun 27, 2011

MacBook Air のアップデート不具合

Mac OS X のアップデート 10.6.8 がリリースされていたので、 手元にある MacBook Air (Late 2010) でもアップデートを実施した。
MacBook Pro(Eary 2011) や職場の iMac 27″ (Late 2009) では 何も問題が発生しなかったのだが、 何故か MacBook Air だけは問題が発生してしまった。

10.6.8 へのアップデートは一見正常に終了したかに見えたが 最初の再起動ではログイン画面が表示されるまでに非常に時間がかかり、 なんとなく「イヤな予感」がしていたのだが、 ログイン画面が表示された瞬間に「イヤな予感」が的中した事を知った。
ログイン画面は白い半透明のフィルターがかかった様に表示されており、 マウスカーソルの移動はできてもクリックやキー入力は全くできなかった。
しょうがないので電源ボタンの長押しでシャットダウンして再度起動してみると、 やはりログイン画面が表示されるまでに非常に時間がかかり ログイン画面は今度は普通に表示されたのだが、 先ほど同様マウスカーソルの移動のみが可能でクリックやキー入力は 全く出来ない状況に変わりはなかった。

PRAMクリア
そこで電源スイッチを入れた直後に 『Command』+『Option』+『P』+『R』を同時に押して、 もう一度起動音が聞こえるまでキーを押し続ける PRAM クリアを実施してみるが状況は改善されない。
シングルユーザモード
次に電源スイッチを入れた直後に 『Command』+『S』を同時に押してシングルユーザモードで起動し、 Applejack を実行して ファイルシステムの整合性検証 (fsck)や アクセス権の修復などを実施してみるが状況は全く改善されない。
セーフブート
最後は起動音と同時に 『Shift』キーを押して起動する セーフブートを試みると何とかセーフモードで起動できたので、 ソフトウェアアップデートを確認してみると 10.6.8 が適用されていない状況だった。 そこで Apple のサイトから 10.6.8 のアップデータをダウンロードして 手動でインストールしてみたところ無事に起動できた。

PRAM クリアやアクセス権の修復では復旧できない障害はめずらしいが、 セーフモードで起動して回復できたので良しとする。
同じ症状で困っている人がいるかもしれないので記事として残しておきます。

Edit this entry...

wikieditish message: Ready to edit this entry.
















A quick preview will be rendered here when you click "Preview" button.