2010/01/19

似非便利機能搭載ディスプレイ

MITSUBISHI の RDT195LM という液晶ディスプレイには VGA と DVI という 2 種類の入力端子があるので 普段は DVI 端子にコンピュータからの出力を表示しているが、 極まれに新しいコンピュータのセットアップを行うなどの場合に VGA 端子にもコンピュータを接続して画面を表示させている。

これだけであれば全然構わないのだが、 実はあまりの使い勝手の悪さにあきれ果ててしまっている。
このディスプレイは、例えば VGA の入力が瞬間的にでも途切れると 勝手に DVI の表示に切り替えてしまうのだ。
新しいコンピュータのセットアップ時などは 起動直後の所謂 BIOS 画面なども参照する必要があったりするのだが、 再起動にともなう瞬間的な入力信号の途切れで 入力が DVI に切り替わってしまい BIOS の画面が見れない事もよくある。

このディスプレイの機能を設計した担当は 「とても便利な機能を実現しました。」とでも考えているのだろうか?
こんなくだらなく非実用的で迷惑この上ない機能を設計し、 更に製品に実装してしまうのは頭が悪いにも程がある。
実際に製品の機能を使用してみたらいかに使い物にならないのか判るだろう。
ソフトウェアでもハードウェアでも同じだが、 自己満足で自分の視点だけの浅はかな考えでは全くダメだという見本だと思う。

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